■ München / ミュンヘン

aquio2008-12-24

今日はバスでイエナまで移動し、
イエナからICEでミュンヘンまで行くことになっていたが、
皆さんの荷物の量の多さに驚いてしまった。
この時期、ヨーロッパの列車は、
日本におけるお盆の帰省列車のような様相を呈する。
列車がイエナに停車する時間はわずか二分。
二分といえばわずか百二十秒であるから、
荷物を列車に積み込むには、
一人当たりわずか十二秒しかない・・・。
通路にまで人が溢れかえる列車の中に、
はたしてこれだけの荷物を時間内に積み込むことは可能か・・・!?
「そいつは無理だろう!」、と判断し、
バスでミュンヘンまで移動することにした。
列車による旅を楽しみにしていらっしゃる方もいたようだが、
引率者としてはリスクは回避しなければならない。
荷物をバスで送ってしまい、
身体一つでICEに乗り込む、ということも考えたが、
それでは余分に高額な経費がかかってしまう。
また、ミュンヘン中央駅からホテルまで、
これだけの荷物を引きずって歩く、というのも疲れる。
皆さんを説得することにした。
ノイハウゼン、マリエンベルク・・・。
バスはエルツ山地の村々をゆっくりと抜けながらケムニッツに向けて走る。
バスの旅もなかなかにいいものであるんだがなぁ・・・。
午後四時半、バスは無事ミュンヘンのホテルに到着。