■ München / ミュンヘン二日目

aquio2008-12-25

皆さんが市内観光に出かけていらっしゃる間、
ホテルでゆっくりと休ませていただくことにする。
摂食障害を起こしているからか、空腹をほとんど感じない。
午後一時、
カンパリ・オレンジが無性に飲みたくなり、
マリエン・プラッツのラーツ・ケラーまで出かける。
カンパリ・オレンジをチビチビやりながら、
「R・C・ウイルスン」著による「時間封鎖」を読む。
今日は午後四時から、
ハフナーさんのご自宅に招待されている。
「ドイツの一般家庭におけるクリスマスの過ごし方を体験してください」
「皆さんどうぞご一緒に」、ということなのだが、
それまでにはまだ少し時間がある。
マリエン・プラッツの辺りをブラブラと散歩することにした。
午後三時半、ミュンヘンにお住まいのGさんと合流し、
ハフナーさんのご自宅に向かう。
いやはや、素晴らしいアパートであるね。
壁面や棚には、世界中のおもちゃが並び、
書架にはおもちゃに関する書籍が所狭しと並べられている。
また、そのキッチンの素晴らしさといったら・・・。
今、彼の店は改装の最中。
来年の三月には新装開店の運びになるらしいが、
今度は世界中の優れた飛び出す絵本も多く扱ってみたい、と言う。
日本の飛び出す絵本を何冊か送ることを約束したが、
訊くところによると、
今、彼のお嬢さんは飛び出す絵本についての本を執筆中であるらしい。
執筆が終われば、その資料としてして使った絵本は私にくださる、と言う。
楽しみなことではあるね。
さて、今日でツアーはおしまい。
体調が優れなかったために、
皆さんには大変な迷惑をかけてしまったのではないか、と思うが、
ま、これはこれで結構楽しい旅ではあったようにも思える。
またいつか、機会があればご一緒したい、と思う。