■ グリル・マルヨシ

aquio2004-12-23

大阪阿倍野の旭通りを歩く。
阿倍野は大阪の下町。
旭通りはそのまた下町。
地域再開発とかで、
昔の面影はもうどこに残っていない。
いつもピンク映画を上映していた映画館も、
小便の匂いが漂っていたパチンコ屋も、
怪しげな雰囲気を漂わせていたバーも、
泥水のようなコーヒーを飲ませていた喫茶店も・・・、
なにもかもが無くなっていた・・・。
通りの一番最初の辻を左に折れる。
「グリル・マルヨシ」があった。
店の構えは昔のまま。
嬉しくなって店に飛び込む。
この店の料理はどれもこれも本当に美味い。
蟹のコキール・千六百円、
海老の白ワイン蒸し・二千円・・・。
「特製ランチ・千二百円」を注文する。
ついでにビールも注文。
両隣りの客と肩が触れあい、肘が擦れあう。
「あっ、すみません」
「あっ、すみません」と言いながら料理と格闘する。
今日のメニューは、
若鶏のフライと具たくさんのオムレツ。
付け合わせはカレー味のマカロニ。
ボリュームたっぷり、美味かった。
また来よう。