2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
映画「ひまわり」を観る。 制作は「カルロ・ポンティ」 監督は「ヴィットリオ・デ・シーカ」 理髪師の娘のジョヴァン二役には「ソフィア・ローレン」 配線工のアントニオ役には「マルチェロ・マストロヤンニ」 音楽は「ヘンリー・マンシーニ」 今から三十三…
九月二十五日の日記に、 山梨にお住まいの武珍さんからコメントが寄せられる。 その寄せられたコメントで思い出した出来事。 数年前、からくり人形の制作依頼がP社からあった。 F市の仕事であったが、 今もそのからくり人形は元気に働いてくれている。 過…
疲れていたのだろう、 大きな失敗をしてしまった。 三十個の部品を作り直す。 部品が出来上がり、組み立てを始める。 同じところで失敗をしていた・・・。 また、同じ部品を三十個作り直す羽目になる。 今度は上手くいった。 疲れていたのだろう、きっと。 …
今日、また、 「感性豊かに子が育つようなおもちゃありますか」、 とある母親から訊かれる・・・。 またか!、なのであるね。 確か二年ほど前の日記にも書いた憶えがあるが、 そんなおもちゃがあるのなら、 こちらが教えていただきたいほどである。 おもちゃ…
今日からK芸工大における講義が始まる。 時間は午後二時四十分から六時までの約三時間。 打算的というか、この世知辛い時代において、 好きな木工で身を立てて生きていきたいと、 私の講義を受けに来た学生は五名であった。 しかも、全員が男子学生。 工房…
S社のK氏から連絡が入る。 ある商業施設のため、 からくり人形を制作して欲しい、という電話。 K「一体の価格はどれくらいになる?」 私「おおよそ二百万円から二百五十万円の間かな」 K「なんでそんなに高いの?」 私「なんで、って仰られても・・・」 …
二週間前に買ったばかりの「DEMIO SPORT」だが、 その走行距離が二千キロを超えてしまった。 相変わらず移動の多い日々を送っている。 なぜこうも移動が多いのか・・・? つらつら考えるに、 周りに仕事を任せられる人間がいない、 ということに原因があるよ…
午前八時半、神戸の街に向かって出発。 九時半、「ヒリック」さんと通訳のTさんをお乗せし、 神戸の職場に向かう。 午前十一時半、 「ヒリック」さんと通訳のTさんをお乗せし、 新幹線の新神戸駅までお送りする。 午後六時、岡山の自宅に向けて出発。 今夜…
午後四時、 通訳のTさんと「ヒリック」さんを車にお乗せし、 神戸の職場に向かう。 彼は植物にとても興味があるらしく、 日本とドイツにおける植生の違いについて、 おもちゃの加工に適した材木について、 車窓から見える木々について、 様々な疑問を投げか…
スイス「Naef/ネフ」社のチーフ・デザイナー、 「Heiko Hillig/ハイコ・ヒリック」さんが来日される。 午後四時、香寺町の「日本玩具博物館」で、 N社のNさん、「ヒリック」さんと待ち合わせる。 「ヒリック」さんとは、 今年の二月にニュールンベルクで…
音大を受験する学生の数が激減しているらしい。 美大もまた然り、であるらしい。 定員を割り込む大学が増えている、という。 「音楽家になりたい」 「絵描きになりたい」、 とそう考える若者が少なくなってきた、のである。 Fは某芸大の卒業生だが、 呆れる…
私の家に「DEMIO SPORT」が届いたのは、 今月の九日だったように記憶している。 それから十日ほどしか経っていないというのに、 走行距離は一千キロを超えてしまった。 相変わらず移動の多い毎日を送っている。 母が「さ・も・は・ら」と書いた紙を何枚かく…
近江八幡において、 今月二十九日から 「琵琶湖ビエンナーレ」が開催される。 私の作品も展示させていただけるのだが、 今日までその展示会場の概要を知らずにいた。 名神高速を走り、近江八幡に向かう。 私の作品は「旧・伴家住宅」に展示されることになっ…
今朝から岡山の自宅に戻っている。 山里はすっかり秋の気配。 其処此処から虫の声が聞えてくる。 気の早い「みずき」はもう紅葉を始めていた。 自宅の玄関を開けると、 二人の叔母が神戸からやって来ていた。 母は今年で八十二歳。 叔母は、それぞれ七十七歳…
博多からH君が大阪にやって来る。 午後四時、大阪難波のOCATで待ち合わせる。 来春から始まる展覧会について、 H君とその詳細をつめなければならない。 静かに話せる場所を求めて、 H君と地下街をウロウロと歩き回る。 午後六時、 H君と別れ、日本橋…
うっかり窓を開け放したまま眠ってしまった。 今日は朝からシクシクとお腹が痛む。 冬布団を押入れから出してくるには早過ぎるが、 夏蒲団のままでは、少し寒さを感じる・・・。 寝具や衣類の調整に戸惑う季節になった。 少しずつ夏物の整理を始める。 今夜…
トア・ロード「MOKUBA」に出かける。 今夜は「MOKUBA」の開業三十周年記念パーティ。 指揮者のSさんの呼びかけで、 四十人ほどの面々が「MOKUBA」に集まる。 画家、音楽家、ダンサー、学者、新聞記者・・・、 多士済々の集まりだったように思う。 私の席の…
Rさんが勤務するようになってから三ヶ月が過ぎた。 Rさんは在日三世の韓国人だが、 並の日本人よりも美しい日本語を操る。 で、その能力を生かしていただくため、 彼女には広報の仕事を担当していただくことにした。 しかし、彼女には広報の経験がない。 …
二ヶ月ほど前、 神戸で新型「DEMIO」の試乗会が催されていた。 頼み込んで試乗させていただく。 直線道路でアクセルを踏み込むと、 「クォーン」という音とともに、 「DEMIO」は蹴飛ばされたかのような加速を見せた。 今朝、岡山の職場の駐車場に その「MATS…
「死刑台のエレベーター」を観終わったのは、 深夜の二時を過ぎていた・・・。 今朝は六時に起床。 ちょっと眠い。 中国自動車道から舞鶴自動車道を経由して、 氷上郡の柏原町に出かける。 今日は某木工コンペの審査をしなければならない。 組み木デザイナー…
「死刑台のエレベーター」を借りてきて観る。 「ジャンヌ・モロー」扮する社長夫人は、 夫が経営する会社の社員と不倫の関係にある。 二人は共謀して夫の殺害を計画するのだが、 映画は、「ジャンヌ・モロー」が 愛人に殺害の実行を促す電話のシーンから始ま…
独り住まいを始めてから三年が過ぎようとしている。 単身赴任は気楽でいいのだが、 鍋釜をはじめ、 生活するための雑器がいろいろと要る。 岡山と神戸、所帯が二つあるということは、 何かと不経済なことではある・・・。 午後二時、東急ハンズでMさんと待…
今から約百年ほど前、 イタリアのベネツィアで、 国際的な美術展が世界で初めて開催された。 いわゆる「ベネツィア・ビエンナーレ」。 「ビエンナーレ」とは、 「隔年」「二年毎」を意味するイタリア語。 「三年毎」のことは「トリエンナーレ」と表現する。 …
仕事を途中で切り上げ、アパートに帰る。 洗濯物が溜まっていたので、 白物は白物、柄物は柄物に別けて洗濯する。 まずは、シャツ類の襟に「プレケア」を塗りたくる。 ライオンの「プレケア」はいいねぇ。 襟や袖口の汚れが実によく落ちる。 洗濯は洗濯機に…
日記を書き始めてから三年が過ぎた。 日記を書き始めたのが二〇〇四年八月三十一日。 書いた日数も九百日を超えた。 よく続けてこれたものだと、我ながら驚く・・・。 また、こんな拙文のどこがいいのか、 毎日のように訪れてくださる方も増えてきた。 こう…