2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
学研の「大人の科学 Vol.20 手回し鳥オルガン」を買う。 ハンドルを回すと鞴(ふいご)が上下し、 空気を八本のバレルの中に送り込む。 で、バレル下方のスリットに 穴を開けたメロディ・カードを送りこむと、 穴の開いたところだけに空気が流れて音が出る、…
今日は徳島からSさんがお見えになる日。 ご注文の「草競馬」はとっくに出来上がっていたが、 昨晩、知人との長電話の後、 ふと、その作品の仕上げに手落ちのあったことに気付く。 気付いてしまったら直さずにはいられない。 今朝はいつもより少し早く出勤す…
前年の冬至から翌年の夏至に向かって、 太陽からの光と熱の照射量は徐々に増えていく。 そして、夏至から冬至に向かって、 その照射量は少しずつ減少していく。 冬至から少しずつ大気中に蓄えられていた熱が、 夏至からは少しずつ放出されていく。 だから「…
長男のDの夢で眼が覚める。 Dの子どもを膝の上に乗せている夢・・・。 Dは東京でフリーのイラストレーターとして生活しているが、 未だに女性との浮いた噂を一度も聞かない。 「あいつも今年で三十四歳になったはず」 「そろそろ俺も孫を膝の上に乗せてみ…
「CANDLEWICK PRESS」社が二〇〇七年に出版した 飛び出す絵本「TITANIC / タイタニック」。 ハードカバーの表紙を開け、 表紙をそのままズラズラ・・・と右にずらすと、 約八十センチもの長さのタイタニック号が立ち上がってくる。 これだけ大型の飛び出す絵…
アメリカの「Intervisual Communications,Inc.」は ジグソー・パズルや仕掛け絵本を手がける会社として有名だが、 その「Intervisual Communications,Inc.」が 一九七五年に出版した仕掛け絵本 「The Sleeping Beauty / 眠れる森の美女」。 リボンを解くと、…
N君のインターンシップも昨日で終了。 今朝までN君は私の家に寝泊りしていたのだが、 三男のSにN君はどことなく似ているから、 孫が帰ってきたように思えたのだろう、 母はあれやこれやとN君の世話を焼いていた。 N君はいたく恐縮していたが、 三男の…
「ジョルジョ・スーラ」の絵に 「グランデ・ジャッテ島の日曜日の午後」というのがある。 その絵を仕掛け絵本に仕上げた 「A Sunday on LA GRANDE JATTE」が手元に届く。 横六十ミリ、縦十五ミリほどの穴が表紙に開けられていて、 その穴から蛇腹状になった…
Hさんが東京からやって来る。 Hさんの本業はパッケージ・デザイナーなのだが、 あれはもう十年ほど前のことになるだろうか、 「テレビ・チャンピオン」という番組に出演し、 ペーパー・クラフト部門の 初代チャンピオンの座を獲得してからというもの、 「…
四日前から 金沢美大の学生であるN君が私のアパートに寝泊りしている。 彼のインターンシップの期間は一週間。 「期間中にからくり人形一体の制作」の指示を出していたが、 今日になって、 どうやら具体的な形が見えてきたようである。 作品のタイトルは「…
某百貨店に勤務されていらっしゃるEさんにお会いする。 いろいろなお話を伺っているうち、 話は「MACLAREN / マクラーレン」の話題に移る。 レーシング・チームの「マクラーレン」ではなく、 ベビーカーのメーカーである「マクラーレン」の話。 Eさんのお…
id:emimiさんの八月十九日付の日記に、 飛び出す絵本についての記載があった。 日記のタイトルは「おきゃくさまあそび」。 昭和二十年代に「信宏社」が出版した飛び出す絵本だが、 実は、私もこの「信宏社」が同じ時代に出版した、 「ももたろう」と「きんた…
今日は金沢からインターンシップ生のN君がやってくる日。 午後一時に私のアトリエで会う約束をしている。 九時発の新幹線に乗らなければとうてい間に合わないのだが、 今朝は午前九時に起床。 うっかり寝過ごしてしまった。 昨夜の飲みすぎが祟ったに違いな…
今朝は七時に起床。 八時からH社で重要な打ち合わせがある。 そのため、昨晩はH社の近くに宿をとっていた。 八時少し前、H社の玄関に到着。 待ち合わせていたP社の方々とエレベーターに乗りこむ。 H社の窓からは「赤坂サカス」が目前に観える。 午前十…
Pホテルにおける仕事を終えた後、 Pホテルの送迎車に乗り込み、新神戸駅に向かう。 今日は東京に向かわなければならない。 新神戸駅の構内は帰省客でごった返していた。 掲示板を見ると、どの列車も満席の状態だった。 仕方がないから、東京までの自由席特…
一仕事を終えて外に出てみると、 入道雲がムクムクムク・・・と発達しているところであった。 雲は見る間にその厚みを増していく。 いきなり山側から風が吹いてきた。 雷雨の予兆。 開け放してあった車の窓を閉め終わったとたん、 大粒の雨がパラパラと落ち…
今朝から岡山の職場に出勤している。 今日は針金を使ったワークショップの開催日。 ワークショップを始める前に、 仕事の合間を縫って針金でサンプルを作ることにした。 ラジオ・ペンチを使って針金を曲げているうち、 なんとなく、その輪郭が死んだ父に似て…
「DAVID CARTER / デビッド・カーター」が 二〇〇七年に著したしかけ絵本「whoo? whoo?」。 表紙は真黒に印刷されている。 その真っ黒な表紙に、二つの丸い穴と、 一つの逆三角形の穴が開けられていて、 「whoo? whoo?」と大きな白い文字が印刷されている。 …
午後三時、我々のプレゼンテーションが始まる。 前のグループのプレゼンテーションは 粛々と終了したようである。 プレゼンテーションに参加したグループは六組。 第一次のプレゼンテーションでは 八組のグループが名乗りを上げたそうであるから、 二組が書…
今日は大勢の子どもたちと針金を使って遊ぶ。 サンダーバードの1号を作っている男の子。 ウサギを作っている女の子。 チョウチン・アンコウを作っている男の子・・・。 その中に混じり、私も何か作ることにした。 照りつける太陽に疲れを覚える日々が続いて…
「EDWARD GOREY / エドワード・ゴーリー」の しかけ絵本「DWINDLING PARTY」。 神戸に出たついでに、 フラリと立ち寄った古書店で見つけたもの。 「DWINDLING PARTY」はすでに一冊持っているが、 そもそも、「ゴーリー」のしかけ絵本は、 「TUNNEL CALAMITY…
超党派でたばこ増税を検討している 「たばこと健康を考える議員連盟」の皆様が、 煙草一箱につき、 二倍から三倍の価格引き上げを念頭に いろいろと調整を進めてくださっているらしい。 明治時代、 東京の銀座に「岩谷」という号の商店があった。 その商店主…
明石市にお住まいのSさんが、 山ほどの「märklin / メルクリン」を持っていらっしゃる。 「メルクリン」はドイツの鉄道模型のメーカー。 聞くところによると、 この「メルクリン」のコレクションは、 Sさんのお父様が生涯に亘って集められたものであるらし…
昨晩から自宅に戻ってきている。 神戸のアパートを出る時、 水を張った桶の中に食器を入れたままにしてきてしまった。 帰る頃には、 食器はヌルヌルの状態になっているに違いない。 まずは手で食器と桶のぬめりを取った後、 洗剤を使って洗い上げ、 場合によ…
今から十八年前に、 弘前にお住まいのTさんの依頼でお作りしたオルゴール。 今日、そのオルゴールが戻ってきた。 「修理の依頼かな?」、と添えられていた手紙を読むと、 「十八年前に孫娘へのプレゼントとして作ったいただいたもの」 「その孫娘も立派に成…
あの「フジタニ・ニテハル」画伯が、 「人形劇団みのむし」の「飯室康一」さんを伴って 神戸の職場にいらっしゃる。 お聞きするところによると、 どうやら旅の途中で財布を失くしてしまわれた模様。 先日も岡山で同じようなことを仰っていたが、 今朝お会い…
今日は兵庫県の小野市に出かける。 約百人の子どもたちを対象に、 針金を使った手作りおもちゃ教室を開催したのだが、 何しろ相手は疲れることを知らない子どもたちであるから、 一緒に遊んでいる内、頭がクラクラするほどに疲れてしまった。 午後三時、教室…
新らしい車を購入して十一ヶ月。 以前に比べ、その走行距離はかなり減ったものの、 相変わらず移動の多い毎日を送っている。 オド・メーターをチェックすると、 累積走行距離は一万七千一百八十六キロであった。 それを十一ヶ月、三百三十日で割ると、 一日…