■ 整理・その39 / DWINDLING PARTY

aquio2008-08-08

「EDWARD GOREY / エドワード・ゴーリー」の
しかけ絵本「DWINDLING PARTY」。
神戸に出たついでに、
フラリと立ち寄った古書店で見つけたもの。
「DWINDLING PARTY」はすでに一冊持っているが、
そもそも、「ゴーリー」のしかけ絵本は、
「TUNNEL CALAMITY」と「DRACULA」、
そして、
この「DWINDLING PARTY」の三冊しか出版されていない。
世間には「ゴーリー」のファンが多いから、
なかなかにその入手は困難を極める。
「eBay」等のサイトを覗いてみると、
時にはこれら「ゴーリー」のしかけ絵本がオークションにかけられることもあるが、
「阿呆じゃないの!?」、としか思えないほどの値段がつけられていたりする。
それにしても、この「DWINDLING PARTY」は安かったなぁ・・・。
「エッ、そんなお値段で買わしていただいていいんですか!?」、
と驚くほどの安い価格が付けられていた。
前述したように、私はすでにこの「DWINDLING PARTY」を持っているが、
好きな本は何冊あってもいい。
「こ・こ・これ、ください」、と思わず吃ってしまった。
きっと鼻息も荒くなっていたに違いない。
しかけ絵本といえば、
一昨日、某新聞社に勤務するH君から電話がかかってきた。
エコロジーを切り口に全国規模のイベントを考えたい」
「木を素材にしたイベントが考えられないか?」、
という内容の電話であった。
エコロジーすなわち森林、という切り口は誰でも思いつくのではないか!」
「それよりも『紙』を切り口にした方がいいのではないだろうか!?」
「そもそも紙は木より作られている」
「コンピューターが発達した時、人々はペーパーレス時代の到来を信じた」
「しかし、現実に紙の消費量は以前に増して増加している」
「紙は木より作られる」
「紙を考えることは森林を考えることに繋がる」
しかけ絵本の世界であれば、お手伝いはできるかもしれないよ」、
などと、まぁ、偉そうな話をしておいたのだが、
どうやらH君はその気になったようであるね。
ひょっとしたら、H君と仕事をすることになるかもしれない。
実現すれば、H君と仕事をするのは十年ぶりのことになる。