2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

■ CHERRY HILL

職員たちとの会話の中に、 「桜」という単語が出て来た。 その「桜」という単語がキー・ワードとなり、 渋谷区の桜ヶ丘にあったライブ・ハウス 「CHERRY HILL」のことを不意に思い出す。 正確な店名は、 「CHERRY HILL 2000」とか、 「CHERRY HILL 1965」と…

■ てんやわんや

ホテルを出ようとして、財布が無いことに気付く。 いったいどこで失くしてしまったのか・・・。 昨晩はしたたかに飲んだ。 新橋の焼き鳥屋でビールを飲み、 汐留のカレッタの洒落たバーでワインを飲んだ。 その後、Kさん、Sさんらとお別れし、 タクシーに…

■ 忘却

「忘却とは忘れ去ることなり」 「忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」。 あの「君の名は」の冒頭に流れていたナレーションだが、 同じ頃、「忘却とは忘れ去ることなり」 「忘れ得ずして思い出せない歳の悲しさよ」、 と言って笑わせる漫才師がいた。 祖母…

■ 旅支度

さて、針金のトナカイも出来上がった。 あとは明日の夕方に搬入するだけ。 用意は万端整っているから、 搬入の作業は三十分ほどで終了するだろう。 来月の三日からはドイツに出張。 それまでに片付けておかなければならないことが、 あと幾つか残っている。 …

■ 針金のトナカイ・その2

ああでもない、こうでもない、 と昨日は手こずったものの、 手順が分かれば、二頭めからの制作は比較的簡単であった。 今日も朝から針金と格闘する。 ペンチで切り落とした針金の先はとても鋭い。 注意しながら作業を進めたのだが、 右手の甲と中指の先に切…

■ 針金のトナカイ

神戸Pホテルの玄関を飾る、 クリスマス・ディスプレーの制作を始める。 今年の干支にちなみ、 去年は「萩に猪」のシュビップボーゲンを作った。 で、今年は来年の干支にあたる 「鼠」のシュビップボーゲンを作るつもりでいたが、 クリスマス用のディスプレ…

■ ADORO

午後一時頃、兵庫県庁にお勤めでいらっしゃったSさんが、 私のアトリエに奥様といらっしゃる。 Sさんは昨年三月にリタイアされたのだが、 今はK大の講義を受け持ったりしながら、 悠々自適の毎日を送っていらっしゃるらしい。 Sさんとお会いするのは三年…

■ 整理・その7・The Night Before Christmas

マサチューセッツ州ケンブリッジの 「Candlewick Press」社から発行されたしかけ絵本、 「The Night Before Christmas」。 原作は「Clement C. Moore/クレメント・ムーア」 イラストは、タイで生まれ育ったという 「Niroot Puttapipat」。 「ニルート・プッ…

■ 初雪

初雪。 雪国に住む者にとって、 その冬の積雪量は重大な関心事であるのだが、 ここ二年間というもの、 気象庁による長期予報は外れっぱなし、である。 ある地域では、 「カマキリ」の産卵場所によって、 その年の積雪量を予測している、らしい・・・。 「カ…

■ ジッポの懐炉

今朝は午前八時に起床。 少し寝坊をしてしまった・・・。 友人のハイエースを借り、近江八幡に向かう。 今日は「琵琶湖ビエンナーレ」の最終日。 「旧・伴家住宅」の二階に展示させていただいていた、 七つの作品を搬出しなければならない。 中国道の西宮北…

■ 整理・その6・Douglas Wilson

「Douglas Wilson/ダグラス・ウイルソン」が 四年前に作ってくれた「天使」の人形。 「ウイルソン」はイギリスに住む消防士だが、 動くおもちゃを針金で作る名手でもある。 赤い取っ手のついたハンドルを回すと、 やはり、針金でできた二つの翼が大きく上下…

■ 川西屋の酒饅頭

「川西屋」の饅頭が食べたくなり、 新潟県柏崎から群馬県高崎に向かう途中、 長岡で下車し、神田町にある「川西屋」に向かう。 この店の饅頭はすぐに売り切れてしまう。 今日も、十時を少し過ぎたばかりだというに、 「塩饅頭十個、酒饅頭十個」、 と大量に…

■ 整理・その5・加藤裕三のスケッチブック

グリコのおまけのデザイナーであった、 故「加藤裕三」が遺していったスケッチブック。 一九八十七年から九十三年までの間に、 「裕三」は約百五十点ものおまけをデザインした。 六年間で百五十点といえば、 約二週間で一つのデザインをこなした、ということ…

■ 養命酒

カップに入る量はわずか二十ミリリットルほどだが、 私は約二十五年ほど前から、 毎日、カップ一杯の「養命酒」を朝晩必ず飲んできた。 最初に口にした時は、 「ウエッ!」といような味に感じたが、 慣れれば、これはこれでなかなかに美味い。 昨日は寒気が…

■ 整理・その4・pictures by Maurice Sendak

「Maurice Sendak/モーリス・センダック」の 「pictures by MAURICE SENDAK」。 横六十センチ、縦四十センチ、深さ三センチの箱の中に、 「まよなかのだいどころ」や、 「かいじゅうたちのいるところ」、 そして、「山羊と少年」といった、 名作と呼ばれる絵…

■ 整理・その3・in and out of the garden

今から二十五年ほど前、 集英社にお勤めであったHさんが、 「すごい本が出たぞ」、と見せてくださったのが、 この「in and out of the garen」だった。 作者はイギリスの「sara Midda/サラ・ミッダ」。 当時、長野県の白馬村に住んでいた私は、 松本の書店…

■ 整理・その2・JACK IN THE BOX

イギリス「LIBERTY/リバティ」社製の 「JACK IN THE BOX/びっくり箱」。 今から約二十五年ほど前、 富山市の「LIBERTY」ショップで求めたモノ。 富山に住む義弟の家に遊びに行った時のこと。 長男が小学三年生、 次男が小学一年生の頃であったと思う。 まだ…

■ 整理・その1・やじろべえ

自宅の納戸を整理していたら、 とても懐かしい「やじろべえ」が出てきた。 「やじろべえ」は「弥次郎兵衛」と書く。 「東海道中膝栗毛」の主人公である、 あの「弥次さん・喜多さん」の「弥次さん」のこと。 振り分け荷物を肩に担いで歩く旅人の姿を 「釣り…

■ 初冬

昨日から岡山の自宅に戻っている。 自宅から二百メートルほど下がったところに、 大規模林道と名付けられた、 約二十キロほどの長さの道路が走っていて、 林道の両側には辛夷や桜の木が植えられている。 で、この大規模林道を境にして、 山側と谷側では、 ま…

■ 実り

第三セクター方式で運営されている、 某博物館の運営会議に出席する。 この博物館の設立は今から十三年ほど前のこと。 普通、民間の企業であれば、 間違っても進出しないような、そんな辺鄙な場所に、 この博物館は建設されたのだった。 入館料を徴収する図…

■ 仁義

フランス映画「仁義」を観る。 原題は「LE CERCLE ROUGE」。 模範囚であったコーリーは、 看守から宝石強盗の話を持ちかけられる。 このコーリーを演じていたのが、あの「アラン・ドロン」。 仮出所を果たしたコーリーは、 昔の仲間から預けていた金を取り返…

■ ボンカレー

今日は忙しい一日だった・・・。 午後十一時ごろ、 ヘトヘトに疲れてアパートに帰り着く。 風呂の湯を沸かしていて、 まだ晩を食べていなかったことに気付く。 冷蔵庫の中を探る。 食材は、ま、いろいろとあったが、 これから何かを作る、という元気がない。…

■ 煙だし人形

煙草の発祥はアメリカにある。 そもそも、 煙草はネイティブ・アメリカンの嗜好品であった。 嗜好品というより、 煙草は様々な儀式に用いられていたようである。 大航海時代、 ネイティブ・アメリカンたちが吸っていた煙草を 初めてヨーロッパに持ち帰ったの…

■ 普遍性と独創性

「普遍性」は「ユニバーサリティ」と訳される。 「すべての場合にあてはまる可能性」、 とでも訳せばいいだろうか。 「独創性」は「オリジナリティ」のこと。 「模倣によらないモノやコト」、 「独特のモノやコトを創造すること」、と訳される。 およそ、ア…

■ 仏滅

昨夜、 バックしようとして車を発進させたら、 車止めの鉄柱に車をガツンとぶつけてしまった。 リア・バンパーに大きな笑窪が出来てしまう。 今朝、 車を発進させようとしてハンドルを切ったら、 左側の扉をガリガリ・・・、と擦ってしまった。 駐車した時に…