2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
職員たちとの会話の中に、 「桜」という単語が出て来た。 その「桜」という単語がキー・ワードとなり、 渋谷区の桜ヶ丘にあったライブ・ハウス 「CHERRY HILL」のことを不意に思い出す。 正確な店名は、 「CHERRY HILL 2000」とか、 「CHERRY HILL 1965」と…
ホテルを出ようとして、財布が無いことに気付く。 いったいどこで失くしてしまったのか・・・。 昨晩はしたたかに飲んだ。 新橋の焼き鳥屋でビールを飲み、 汐留のカレッタの洒落たバーでワインを飲んだ。 その後、Kさん、Sさんらとお別れし、 タクシーに…
「忘却とは忘れ去ることなり」 「忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」。 あの「君の名は」の冒頭に流れていたナレーションだが、 同じ頃、「忘却とは忘れ去ることなり」 「忘れ得ずして思い出せない歳の悲しさよ」、 と言って笑わせる漫才師がいた。 祖母…
さて、針金のトナカイも出来上がった。 あとは明日の夕方に搬入するだけ。 用意は万端整っているから、 搬入の作業は三十分ほどで終了するだろう。 来月の三日からはドイツに出張。 それまでに片付けておかなければならないことが、 あと幾つか残っている。 …
ああでもない、こうでもない、 と昨日は手こずったものの、 手順が分かれば、二頭めからの制作は比較的簡単であった。 今日も朝から針金と格闘する。 ペンチで切り落とした針金の先はとても鋭い。 注意しながら作業を進めたのだが、 右手の甲と中指の先に切…
神戸Pホテルの玄関を飾る、 クリスマス・ディスプレーの制作を始める。 今年の干支にちなみ、 去年は「萩に猪」のシュビップボーゲンを作った。 で、今年は来年の干支にあたる 「鼠」のシュビップボーゲンを作るつもりでいたが、 クリスマス用のディスプレ…
午後一時頃、兵庫県庁にお勤めでいらっしゃったSさんが、 私のアトリエに奥様といらっしゃる。 Sさんは昨年三月にリタイアされたのだが、 今はK大の講義を受け持ったりしながら、 悠々自適の毎日を送っていらっしゃるらしい。 Sさんとお会いするのは三年…
マサチューセッツ州ケンブリッジの 「Candlewick Press」社から発行されたしかけ絵本、 「The Night Before Christmas」。 原作は「Clement C. Moore/クレメント・ムーア」 イラストは、タイで生まれ育ったという 「Niroot Puttapipat」。 「ニルート・プッ…
初雪。 雪国に住む者にとって、 その冬の積雪量は重大な関心事であるのだが、 ここ二年間というもの、 気象庁による長期予報は外れっぱなし、である。 ある地域では、 「カマキリ」の産卵場所によって、 その年の積雪量を予測している、らしい・・・。 「カ…
今朝は午前八時に起床。 少し寝坊をしてしまった・・・。 友人のハイエースを借り、近江八幡に向かう。 今日は「琵琶湖ビエンナーレ」の最終日。 「旧・伴家住宅」の二階に展示させていただいていた、 七つの作品を搬出しなければならない。 中国道の西宮北…
「Douglas Wilson/ダグラス・ウイルソン」が 四年前に作ってくれた「天使」の人形。 「ウイルソン」はイギリスに住む消防士だが、 動くおもちゃを針金で作る名手でもある。 赤い取っ手のついたハンドルを回すと、 やはり、針金でできた二つの翼が大きく上下…
「川西屋」の饅頭が食べたくなり、 新潟県柏崎から群馬県高崎に向かう途中、 長岡で下車し、神田町にある「川西屋」に向かう。 この店の饅頭はすぐに売り切れてしまう。 今日も、十時を少し過ぎたばかりだというに、 「塩饅頭十個、酒饅頭十個」、 と大量に…
グリコのおまけのデザイナーであった、 故「加藤裕三」が遺していったスケッチブック。 一九八十七年から九十三年までの間に、 「裕三」は約百五十点ものおまけをデザインした。 六年間で百五十点といえば、 約二週間で一つのデザインをこなした、ということ…
カップに入る量はわずか二十ミリリットルほどだが、 私は約二十五年ほど前から、 毎日、カップ一杯の「養命酒」を朝晩必ず飲んできた。 最初に口にした時は、 「ウエッ!」といような味に感じたが、 慣れれば、これはこれでなかなかに美味い。 昨日は寒気が…
「Maurice Sendak/モーリス・センダック」の 「pictures by MAURICE SENDAK」。 横六十センチ、縦四十センチ、深さ三センチの箱の中に、 「まよなかのだいどころ」や、 「かいじゅうたちのいるところ」、 そして、「山羊と少年」といった、 名作と呼ばれる絵…
今から二十五年ほど前、 集英社にお勤めであったHさんが、 「すごい本が出たぞ」、と見せてくださったのが、 この「in and out of the garen」だった。 作者はイギリスの「sara Midda/サラ・ミッダ」。 当時、長野県の白馬村に住んでいた私は、 松本の書店…
イギリス「LIBERTY/リバティ」社製の 「JACK IN THE BOX/びっくり箱」。 今から約二十五年ほど前、 富山市の「LIBERTY」ショップで求めたモノ。 富山に住む義弟の家に遊びに行った時のこと。 長男が小学三年生、 次男が小学一年生の頃であったと思う。 まだ…
自宅の納戸を整理していたら、 とても懐かしい「やじろべえ」が出てきた。 「やじろべえ」は「弥次郎兵衛」と書く。 「東海道中膝栗毛」の主人公である、 あの「弥次さん・喜多さん」の「弥次さん」のこと。 振り分け荷物を肩に担いで歩く旅人の姿を 「釣り…
昨日から岡山の自宅に戻っている。 自宅から二百メートルほど下がったところに、 大規模林道と名付けられた、 約二十キロほどの長さの道路が走っていて、 林道の両側には辛夷や桜の木が植えられている。 で、この大規模林道を境にして、 山側と谷側では、 ま…
第三セクター方式で運営されている、 某博物館の運営会議に出席する。 この博物館の設立は今から十三年ほど前のこと。 普通、民間の企業であれば、 間違っても進出しないような、そんな辺鄙な場所に、 この博物館は建設されたのだった。 入館料を徴収する図…
フランス映画「仁義」を観る。 原題は「LE CERCLE ROUGE」。 模範囚であったコーリーは、 看守から宝石強盗の話を持ちかけられる。 このコーリーを演じていたのが、あの「アラン・ドロン」。 仮出所を果たしたコーリーは、 昔の仲間から預けていた金を取り返…
今日は忙しい一日だった・・・。 午後十一時ごろ、 ヘトヘトに疲れてアパートに帰り着く。 風呂の湯を沸かしていて、 まだ晩を食べていなかったことに気付く。 冷蔵庫の中を探る。 食材は、ま、いろいろとあったが、 これから何かを作る、という元気がない。…
煙草の発祥はアメリカにある。 そもそも、 煙草はネイティブ・アメリカンの嗜好品であった。 嗜好品というより、 煙草は様々な儀式に用いられていたようである。 大航海時代、 ネイティブ・アメリカンたちが吸っていた煙草を 初めてヨーロッパに持ち帰ったの…
「普遍性」は「ユニバーサリティ」と訳される。 「すべての場合にあてはまる可能性」、 とでも訳せばいいだろうか。 「独創性」は「オリジナリティ」のこと。 「模倣によらないモノやコト」、 「独特のモノやコトを創造すること」、と訳される。 およそ、ア…
昨夜、 バックしようとして車を発進させたら、 車止めの鉄柱に車をガツンとぶつけてしまった。 リア・バンパーに大きな笑窪が出来てしまう。 今朝、 車を発進させようとしてハンドルを切ったら、 左側の扉をガリガリ・・・、と擦ってしまった。 駐車した時に…