2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

■ 香美薗・その2

「神戸ビエンナーレ」の出番も今日で終わり。 いろいろと問題もあったが、 ま、結果的には楽しい展覧会であったな。 午後四時半、 K芸工大の学生たちがトラックに乗ってやって来る。 残った材木をトラックに載せる。 「これで卒業するまで材木には困らへん…

■ 手作り

作品を展示するとともに、 「神戸ビエンナーレ」の会場において、 毎日、私はワーク・ショップを開催している。 ワーク・ショップのタイトルは、 「端材で作る動くおもちゃ」。 今日、小さな子どもを連れた母親がやって来る。 「先生、お願いしますぅ」 「何をです…

■ 穴子のぶぶ漬け

神戸ビエンナーレから帰る。 今日も忙しかった。 疲れ果ててしまった・・・。 アパートに帰る途中、息子のSの店に立ち寄る。 Sが「何か食べる?」、と訊いてくれる。 「いや、アパートで何か作るわ」、と答えると、 「ちょっと待っててな」、と厨房の中に入って…

■ 香美薗

「さて、今夜はどこで何を食べようか」、 と思案していたら、 ビエンナーレの会場にT君が入ってくる。 入ってくるなり、 「あぁ、お腹空いた」 「晩ご飯ご馳走してください」、と言いやがる。 普通であれば、 「無礼者め」、と一刀両断に切り捨てるところだが、 ど…

■ 老いらくの恋

三宮の東急ハンズに出かける。 ハンズの扉が開くまで三十分ほどある。 近くのカフェで時間をつぶすことにした。 このカフェの喫煙フロアは三階。 コーヒーをこぼさないよう、 足下に気をつけながら三階に上がる。 席に陣取り、周りを見渡して驚いた。 「私た…

■ 神戸ビエンナーレ

H君とメリケン・パークに向かう。 メリケン・パークに着いたのは、 午前十一時を少し過ぎていた。 まずは「波止場町 ten x ten」を訪れる。 「波止場町 ten x ten」から 足を少し延ばせばハバーランド。 雨足が激しくなってきたので、 ハーバーランド手前の食堂…

■ ドライカレー焼きそば

ここ数日来、 母と妻が神戸のアパートにやって来ていた。 今、神戸のメリケン・パークにおいて、 「神戸ビエンナーレ」が開催されているが、 明後日から五日間に亘り、 ちょっとした出番をこなさなければならない。 で、今朝は午前六時に起床。 「神戸ビエンナ…

■ 義母の引越し

義母は今年で九十二歳になる。 足腰はまだまだ丈夫で、 スーパー・マーケットの階段など、 スタスタスタ・・・と駆け上がってしまう。 達者な婆さんではある。 独り暮らしであるから、 調理器具などはすべて電化にしておいたのだが、 とうとう、頭に霞がかか…

■ ジュール・ベルヌ

昨日の日記に書いた「ソイレント・グリーン」は、 アメリカのSF作家である 「ハリー・ハリソン」が著した小説であった。 「ソイレント・グリーン」のことを書いていて、 SFの父と呼ばれた 「ジュール・ベルヌ」のことを思い出す。 今から二百年ほど前、 「ベルヌ」…

■ ソイレント・グリーン

東京発十六時十三分「のぞみ43号」に飛び乗る。 窓の外では次第に日が暮れていく。 車窓にカメラを向け、いたずらにシャッターを切る。 「モンドリアン」の「コンポジション」には程遠いが、 それなりに抽象的な面白い画像が得られる。 中には、「ブロードウェイ・…

■ 新潟中越沖地震

新潟県の中越地方を襲った、 いわゆる「中越沖地震」が起きたのは、 この七月十六日の午前十時ころのことだった。 今日、東京から長岡を経由して柏崎に向かう。 柏崎から刈羽村に向かう途中、 「中越沖地震」の被害について、 タクシーの運転手はいろいろと話を…

■ プライド

午前十一時三十八分発「のぞみ14号」に乗り、 新神戸から東京に向かう。 神田小川町における打ち合わせを済ませ、 午後五時、 六本木にて、某ビルのイベント企画担当者と会う。 会議にはT社のIとKも同席していた。 私はドイツ・エルツ地方で作られるあるモ…

■ 講義・四日目

K芸工大における三日目の講義に出かける。 五人の男子学生を相手に、 おもちゃのデザインの仕方、 おもちゃの作り方を教えているのだが、 男子学生ばかりのクラスであるから、 ついつい話題は女性のことに偏っていってしまう。 「どうやって口説いたらええの…

■ spiel gut/シュピール・グート

技術の進歩や情報の多様化、 大量に溢れる商品と、 それに伴う消費構造の変化は、 社会に様々な影響を及ぼしている。 特に、一九五十年代の後半からは、 産業社会は急激な変化を遂げたように思える。 それを後押ししたのが、 テレビという、 まったく新しい…

■ するめ麹漬

島根にお住まいのSさんとYさんが、 鳥取にお住まいのOさんを連れていらっしゃる。 鳥取県と岡山県と島根県、 その三県にまたがる大山の麓において、 あるプロジェクトが進行しつつあるらしい。 「そのプロジェクトに参加しないか!?」、 というお話であ…

■ VOJTEC KUBASTA・その2

ポツダムにお住まいの 「セバスチャン」さんと「トーマス」さんから、 「ヴォイチェフ・クバシュタ」の資料が届く。 ファイルを開いてみると、 そこには約二百点もの画像が添付されていた。 手元にある資料には、 「クバシュタ」が手がけた最初のしかけ絵本…

■ WHISKY

映画「WHISKY」を観る。 ウルグアイで靴下の製造工場を営むハコボ。 そのハコボの工場で働いているマルタ。 二人は十年一日のごとく、 その生活のスタイルを変えようとしてこなかった。 ハコボの母親が死んで一年目、 その墓石建立の日に合わせて、 ハコボの…

■ International Beer Summit

過日、Nさんから、 「大阪でビア・サミットが開催されます」 「期間は十二日から十四日までの三日間」 「会場には世界中のビールが集まります」 「一緒に飲みませんか?」、 というメールが届く。 「万難を排して伺います」、と返事しておいた。 三宮発七時…

■ ハートがドキドキ

昨日作った 「みかけはこわいがとんだ純情な人だ」、 は仲間内でとても評価が高かった。 仲間内における評価は評価の内に入らないが、 それでも、 評価が低いよりは高い方がいいに決まってる。 で、今日はそれをアレンジしたモノを作ることにした。 「ハート…

■ みかけはこわいがとんだ純情な人だ

先日から「琵琶湖ビエンナーレ」が開かれている。 一昨日、 その会場でワークショップを開催したのだが、 用意していった針金が大量に余ってしまった。 自宅に針金を持ち帰り、 グチャグチャといじくっているうち、 見かけの怖いアンチャンの顔が出来上がる…

■ まぐろ

昨夜、 近江八幡から神戸のアパートに帰り着いたのは、 深夜の一時を少し過ぎていた。 風呂に入り、 サッパリしたところで、酒を飲む。 午前三時に就寝。 今朝は午前六時に起床。 七時、岡山の職場に向かって出発する。 今日は三連休の最終日。 中国自動車道…

■ 琵琶湖ビエンナーレ・その2

近江八幡に出かけ、 「旧・伴家住宅」において、ワークショップを開く。 ワークショップのタイトルは、 「針金で空間に絵を描こう」。 様々な細さの針金を用意し、 ペンチや指を使って様々な形を作ろう、という試み。 午前中のワークショップに集まってくだ…

■ 生放送

地元のFM局に出かける。 今月から、第一金曜日午後四時からの番組に、 レギュラーとして出演することになった。 おもちゃの話、子どもの頃の話、 友達の話、家族の話、恋の話・・・。 「とにかく、何でもいいから喋れ」、 と局のMさんが言うので引き受け…

■ 友あり遠方より来る

岡山からKH君がアトリエにやって来る。 昼にカレー・うどんをご馳走したら、 急ぎの仕事を手伝ってくれた。 KH君と談笑していると、 EHがフラリとアトリエに入ってきた。 「おぅ、久しぶりやなぁ・・・」 「九州から東京に帰る途中に立ち寄ったんだけ…

■ 講義・三日目

K芸工大における講義二日目に出かける。 今日は、ボール盤を轆轤(ろくろ)代わりに使う方法、 ベルト・サンダーで円盤を作る方法を教える。 まずは時間を与え、 「どうすればベルト・サンダーで円盤が作れるか?」、 その方法を考えさせることにする。 与…

■ 神戸〜鳥取〜島根〜神戸

今朝は六時に起床。 YさんとSさんを車にお乗せし、鳥取県に向かう。 中国道をいくらも走らないうち、 「おい、運転代われよ」、とYさんが言う。 YさんもSさんも御歳六十七歳のご老人だが、 昔は六甲山の山坂道で腕を磨いた、という、 いわゆる初代「サ…

■ ミネストローネとにぬき

「ミネストローネ」と「にぬき」、 「ミネストローネ」と「にぬき」の間には、 実は何の関連もない・・・。 「MOKUBA」で「ミネストローネ」を食べながら、 「にぬき」について語り合った、というだけの話である。 関西では「茹で卵」のことを「にぬき」と表…