■ 神戸ビエンナーレ

aquio2007-10-26

H君とメリケン・パークに向かう。
メリケン・パークに着いたのは、
午前十一時を少し過ぎていた。
まずは「波止場町 ten x ten」を訪れる。
「波止場町 ten x ten」から
足を少し延ばせばハバーランド。
雨足が激しくなってきたので、
ハーバーランド手前の食堂で腹を満たすことにした。
港湾で働く人々のための食堂。
食堂の入り口で「A定食」の食券を購入。
配膳係りのおばちゃんが、
「うどん、なんにする?」、と訊いてくる。
「どれが美味しい?」
「そら、みんな美味しいでぇ」、と言うので「昆布うどん」を注文。
「うどんの他にもう一品選んでんか」、と言うので、
ガラス・ケースの中からトンカツが盛られた皿を取り出す。
トンカツとサラダと昆布ウドンと大盛りの飯、これで〆て五百円也。
めちゃくちゃに安いではないか!
トンカツは「これでもか!」というほどに肉が薄かったが、
しかし、まずまずの味であったな・・・。
腹が膨れたところで、「フィッシュ・ダンス・ホール」に移動。
ビエンナーレのボランティア・スタッフでいらっしゃるKさんが待っていてくれた。
Kさん、H君、そして私の三人でテキパキと展示の作業を進める。
明日からこのスペースで私の展覧会が始まる。
午後三時、予定通りに作業は終了。
すっかり汗をかいてしまった。
「フィッシュ・ダンス・ホール」横の「Cafe Fish」に移動し、
明日からの作業の打ち合わせを行う。
「Cafe Fish」の天井は高く、なかなかに居心地がよろしい。
明日からはおもちゃ職人のT君が岡山から手伝いに来てくれる。
また、明後日からは何人かの学生たちが手伝いに来てくれることになっている。
今日は山ほどの木材を会場に運び込んだ。
この木材を使い、子どもたちには「動くおもちゃ」の作り方も教えなければならない。
余った木材はK芸工大の学生たちにプレゼントすることにした。
期間は明日から三十一日までの五日間。
最終日には、学生達が木材を引き取りにきてくれるはず。
私はコーヒーを毎日浴びるように飲むからか、
コーヒーが切れると、近頃はその禁断症状が出るようになってしまった。
コーヒー以外のことが考えられなくなってしまうのだ。
「コーヒーのためなら何でもするぜ!」、という気分になってしまう。
ちょっと危ない・・・。
会場の扉を開ければ、そこは「Cafe Fish」の入り口。
禁断症状が出たら、「Cafe Fish」で寛がせていただくことにしよう。
仕事はKさんやT君にお任せしておけば、ま、大丈夫だろう・・・。