2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
レンズの度がどうにも合わない。 老眼の度が進んだのだろう、 新しい老眼鏡を仕立てる時期にきていた。 台北の街を歩いていて、 「中国眼鏡公司」という看板が眼につく。 ショー・ウインドウには お洒落な眼鏡が多数陳列されていた。 今から三十八年ほど前、…
この時期、 台湾では毎日のようにスコールが訪れる。 風を伴う猛烈な雨。 スコールは突然に訪れ、そして、突然に去っていく。 スコールが去ると、 それまでの蒸し暑さも嘘のように去っていってしまう。 スコールが去った後の空は、 言葉では形容しがたいほど…
台湾の中央部には北回帰線が走っている。 で、その北側は亜熱帯性気候であるらしく、 その南側は熱帯性気候であるらしい。 そのせいで、とにかく蒸し暑い。 仕事を終え、 ホテルに帰り、シャワーを浴びて汗を流す。 午後六時、「HO-HAI-YA 温泉」に向かう。 …
総勢二十一名のグループで台湾に向かう。 台湾を訪れるのは初めてのこと。 午後十一時過ぎ、台北中央駅前のホテルに到着。 台北の空はネオンサインで赤茶色に染まっていた。 バスを降りたとたん、 三十七年前の思い出が鮮烈によみがえる。 東名高速道路が開…
「いつかまた戻ってくる」、とウエンディに約束し、 ピーターパンはネバーランドに帰っていってしまう。 次にピーターパンが戻ってきた時、 ウエンディはお母さんになっていた。 大人になったウエンディは、 もう空を飛べなくなってしまっていた・・・。 で…
マスタングの調子が悪い。 マスタングの前輪は独立懸架式サスペンション、 いわゆる「ダブルウィッシュボーン」が支えているが、 後輪は「板バネ」なのである・・・。 ま、ほとんどトラックのサスペンションと同じ。 このため、 道路の段差を越えるたびに後…
「四十八茶百鼠/しじゅうはっちゃひゃくねず」 茶色には四十八の色があり、 鼠色には百の色がある、という意味の言葉。 それだけの色が実際にある、というのではなく、 八百屋、八百八橋、四十八手、と同じように、 四十八と百には「たくさん」という意味が…
区役所に印鑑証明をとりに出かける。 区役所はスーパー・ダイエーの隣にあるのだが、 いつもこの辺りの道路は違法駐車の車で込み合う。 区役所の無料駐車場に車を入れようとしたら、 その入り口辺りにも長蛇の列ができていた。 しかも、最後尾の車には運転者…
今日は「世界の飛び出す絵本展」の初日。 午後二時と六時には、 ギャラリートークをしなければならない。 「ギャラリートーク・仕掛け絵本ーその魅力と歴史」、 とチラシにも印刷されているから、 「やだもんね」、と逃げるワケにはいかない・・・。 仕掛け…
約十一時間ほども眠っただろうか、 目覚めはとても爽やかであった。 明日から「世界の飛び出す絵本展」が始まる。 今日中にその展示を終えなければならない。 午前十時、 「アルティアム」に関係者が集合し作業が始まる。 什器はすべて用意されていたが、 二…
博多「IMS/イムズ」ビル八階の 「art gallery ARTIUM/アルティアム」において、 「世界の飛び出す絵本展」が開催される。 その準備のため、 新神戸発12:05の「のぞみ15号」で博多に向かう。 会場には、 id:emimiさんのコレクションと私のコレク…
昼休みの時間を利用して、 近くの寺に「沙羅」の花を観にいく。 「沙羅」の花は今が盛り。 次から次へと花を咲かせているが、 朝に咲いた花も夕方には散ってしまう・・・。 正に、「盛者必衰の理をあらはす」のであるね。 「沙羅」は「無常」を象徴するよう…
今夏、全国から選抜された小学校六校による 「からくりNEOドミノ甲子園」が開催される。 単なるドミノ倒しの選手権試合ではなく、 ドミノと様々なからくりの装置を合体させ、 その技術力と表現力を争う、という趣向の番組。 八月の末頃、テレビ東京系列で放…
昨夜十二時頃、 アパートの扉を開けようとして、 その鍵を紛失していることに気付く。 部屋に入れなくなってしまった・・・。 近くには友人が経営する宿もあるにはあるが、 この時間に押し掛けては迷惑をかけてしまう。 息子のアパートに泊めてもらうことを…
私の家の敷地は約四千坪ほどの広さがある。 しかし、とんでもない山の中の一軒屋であるから、 その資産としての価値は限りなくゼロに近い。 買った時の値段も驚くほど安かったが、 土地をすべて売り払ったとしても、 東京あたりでは一坪の土地すら買えない、…
家具作家のN君が弟子をとることになった。 K君という二十二歳の若者。 家具作家のM君にもO君という弟子がいるが、 K君はそのO君の友人であるらしい。 倉敷の職業訓練校で訓練を積んだ仲間であるという。 昨夜はそのK君の歓迎会が開かれる。 K君に初…
苦労のある時は髪の毛がよく伸び、 楽をしている時は爪がよく伸びる・・・。 そのことを「苦髪楽爪/くがみらくづめ」というが、 広辞苑でひもといてみると、 「苦爪楽髪」という言葉もあるらしい。 どちらにしても、 私の髪の毛は、 その伸びるスピードが尋…
映画「マルコヴィッチの穴」には、 売れない操り人形師、 トラウマを抱えたチンパンジー、 性不一致障害に悩む女・・・と、 様々なキャラクターを持つ人物や動物が登場する。 監督は「Spike Jonze/スパイク・ジョーンズ」。 映画の終わり頃、 「ジョン・マ…
二十七日から台湾に行かなければならないのだが、 どうやら、 二十八日にはちょっとしたパーティがあるらしい。 ジャケットとネクタイ着用のパーティ、であるらしい。 「なんや堅苦しいパーティやねんなぁ」 「俺、そんなパーティ出席したないわ」、と言うと…
今月の二十七日から台湾に出張。 帰国は三十日の予定。 いろいろと用意しなければならない書類がある。 とても大事な書類。 「ハリバートン」に入れていくことにしたが、 鍵を開けようとした時、 「ピキッ」というかすかな音とともに、 鍵が壊れてしまった・…
先日、徳島にお住まいのNさんから 「三代目・天狗久」の手になる浄瑠璃人形、 「八百屋お七」を頂戴する。 そのことは五月三十日の日記に書いた。 あまりにも有名な「天狗久」のことであるから、 ある程度の知識はあったものの、 もう少し「天狗久」なる人…
めったにないことだが、 眠っている最中に「こむら返り」をおこす。 右脚のふくらはぎ。 足首を曲げてふくらはぎを伸ばしてやるが、 収縮しきった筋肉はなかなか元に戻ってくれない。 足首を曲げながら、 両手でふくらはぎを摩って温める。 その痛みですっか…
咳が止まない。 食欲は相も変わらず旺盛なのだが、 咳は体力を消耗させるのだろう、 十日間で体重が二キロほど減ってしまった。 今日、Kさんから蓮根と生姜と蜂蜜、 そして大根の蜂蜜漬けを頂戴する。 蓮根の皮を剥き、おろし金ですりおろす。 そこに小匙一…
我が家の庭には、高さ五メートルを超える 合歓の木が十五本ばかり生えている。 一昨年の秋、 山に棲む鹿がその樹皮を食べてしまったことがある。 いわゆる鹿の「樹皮喰い」なのだが、 樹皮喰いにあった樹木は枯れるしかない・・・。 被害にあった合歓の木の…
今年の九月、滋賀県近江八幡市において、 「琵琶湖ビエンナーレ」が開催される。 そろそろそのための作品を作らなければならない。 制作のために残された時間は三ヶ月ほどしかない。 作品のアイデアはいくつもあるのだが、 作る時間がなかなか、ない・・・。…
小便器の周りはその飛沫で汚れていることが多い。 便器に近づいて用を足せば汚さないですむのだが、 とにかく、呆れるほど汚れていることがある。 私などはモノが短いから、 思いっきり便器に近づかなければ用が足せない。 しかし、 さほど長いモノをお持ち…