■ ドミノ

aquio2007-06-16

今夏、全国から選抜された小学校六校による
「からくりNEOドミノ甲子園」が開催される。
単なるドミノ倒しの選手権試合ではなく、
ドミノと様々なからくりの装置を合体させ、
その技術力と表現力を争う、という趣向の番組。
八月の末頃、テレビ東京系列で放映される予定。
岡山県ではH小学校がその出場権を得た。
で、そのからくり部分の監督を引き受けることになる。
会場に三万個ものドミノを並べるのも、
からくりを作るのも子どもたちでなければならない。
しかし、
子どもたちの競争に大の大人が口や手を出すのは如何なものか・・・。
子どもたちの潜在的な能力を引き出す、という役割において、
その監督を引き受けることにした。
大人の力を借りて完成させてしまったら、
苦労した後の達成感や感激は薄まってしまうに違いない。
あくまでも子どもたちの力だけで完成させなければならない。
そう思う。
今日、出場する二十人ほどの子どもたちと初めての打ち合わせを行う。
地元のテレビ局が取材に来ていたが、
子どもたちよりも、親たちの方が出しゃばっていけない。
化粧の濃い母親たちの姿もチラホラ見受けられる。
子どもが主役の番組なのにさ・・・。
親たちが後方から注視しているからだろう、
子どもたちの言動が萎縮してしまっている・・・。
親たちを別室に移動させたとたん、子どもたちはアイデアを活発に出し始める。
ま、そういうものだろう。
しかし、ま、お手伝いする以上は、なんとか優勝させてやりたいものである・・・。