2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
靴底が磨り減ってきた。 お気に入りの一足。 全国チェーンのリペア・ショップに持ち込み、 修理を頼んだところ、 「できまへん!」、とすげなく断られてしまった。 「なんで?」と訊くと、 「この靴は内底と外底が一体に成型されている」 「底を剥がすと内底…
Kさんは大の果実酒マニア。 神戸を大震災が襲った時、 大きな余震が何度も続くなか、 果実酒を護ることに全精力を傾けた、 というほどのマニアである。 ご自宅の棚には十年、二十年という ビンテージものの梅酒が保存されているという。 今朝、そのKさんか…
考えてもどうしようもないことがある。 どうしようもないのだが、 ついつい考えこんでしまうことがある。 身体にとても悪い。 そんな時は身体を疲れさせるに限る。 昨夜は「マスタング」のエンジンをかけ、 深夜のドライブに出かけてきた。 「マスタング」の…
今日、ミュンヘンにお住まいのGさんから 「SPIELBILDERBUCHER」が届く。 約三百三十冊ものしかけ絵本が紹介されている書籍。 そもそも、この本の存在を教えてくださたのは、 やはりミュンヘンにお住まいのFGさんだった。 FGさんはミュンヘンの 国際児童…
「A5406CA」 これほど優れたカメラ機能を持つ 携帯電話を私は他に知らない。 デジタル・カメラも持ってはいるのだが、 この携帯のカメラ機能にははるかに及ばない。 この日記の画像もこの携帯のカメラで撮ってきた。 電話としてではなく、 カメラとして使っ…
昨日から岡山の自宅に戻っている。 昨夜のおかずは天ぷらだった。 わさび葉、たけのこ、たらの芽、蛸、 小エビのかき揚げ、そして、「こしあぶら」。 「こしあぶら」はたらの芽によく似ている。 幹や枝に棘があるのがたらの芽、 棘がないのが「こしあぶら」…
昨日の日記を書いていて思い出したこと。 昔、男のシャツは「白」しかなかった。 スーツの色は「ドブネズミ色」と呼ばれたグレー。 一九六十年代の終わり頃、 「PEACOCK REVOLUTION」、 つまり「ピーコック革命」が起きる。 自然界においては、 雄は雌よりも…
その昔、 まだテレビの画面がモノクロであった時代、 「チロリン村とくるみの木」という人気番組があった。 十年ほど前になるだろうか、 その番組の再放送をテレビで観る機会があった。 番組を何気なく観ていて驚いた。 「チロリン村とくるみの木」はモノク…
「履歴書在中」と朱書きされた封筒が届く。 Rさんからの履歴書。 Rさんは在日三世でいらっしゃるらしい。 履歴書はとても美しい文字で認められていた。 志望動機も二枚の便箋に丁寧な言葉で綴られていた。 「一度お会いしてみよう」ということになり、 今…
Fさんが死にかけている。 末期の肝臓癌・・・。 Fさんが倒れたのはつい先日。 私が新潟に出かける前々日のことだった。 「気分が悪い」と訴え、 病院に担ぎ込まれた時には、すでに手遅れだった。 肝臓の機能がほとんど停止していたらしい・・・。 手の施し…
「POP-UP BOOKS」、 いわゆる、しかけ絵本を集めだして三十年になる。 こつこつと集めたしかけ絵本の総数は百を超える。 過日、「しかけ絵本について執筆しませんか」、 という電話がS社からあった。 今日、S社を訪問し担当のOさんにお会いする。 Oさん…
昨日は新潟にいた。 今日は東京。 少しも休ませてはいただけない。 鮫は泳ぎを止めると窒息してしまうという。 死ぬまで泳ぎを止めるワケにはいかないらしいが、 ひょっとしたら、 私も鮫に似た体質なのかもしれない・・・。 午後五時、 おもちゃデザイナー…
Oさんと「腎虚」について語り合う。 広辞苑をひもといてみると、 「漢方で、腎気(精力)欠乏に起因する病症の総称」 「俗に、房事過度のためにおこる衰弱症」、 と記されていた・・・。 「房事」とは「男女の交合」、 つまり「閨事/ねやごと」のこと。 ま…
食器棚を整理していたら、 「ENZO MARI/エンツォ・マーリ・」がデザインした 「16 PESCI/16匹の魚」が出てきた。 どこに仕舞いこんでしまったのかと、 捜し続けていたもの・・・。 しかし、なぜ食器棚に入っていたのだろうか? 謎である・・・。 このお…
私はペンションの経営を三十二年間続けている。 開業した頃は、 「ペンション?何それ?」という時代だった。 ペンションの知名度を上げるため、 当時の仲間たちと随分と苦労をしたものだった・・・。 開業して四年が過ぎようとした頃だったか、 「anan」や…
春の夜はとても気持ちがいい。 で、ついつい夜更かしをしてしまう。 で、ついつい朝寝坊をしてしまうから、 春眠暁を覚えず、ということになる・・・。 今朝は六時に起床。 七時半、岡山の職場に向かって出発する。 とても眠い・・・。 とても眠いから、ゆっ…
東京から帰る。 仕事は忙しかったが、実りの多い出張だった。 今日の午後一時、 千葉のご実家にお里帰りされていらしゃった、 ミュンヘンのGさんと銀座でお会いする。 「まずは蕎麦を食べよう」、ということになり、 みゆき通りの「名月庵・田中屋」に向か…
昨日は「ドイツ文化センター」に出かけていた。 場所は「スカイビル・タワーイースト」の三十五階。 柔構造で建てられたビルは、 巨大地震にも耐えられる設計であるという・・・。 建物が揺れることによって、 地震の揺れを吸収するという構造であるらしい。…
大阪の「ドイツ文化センター」に出向く。 館長の「ぺトラ・マトゥシェ」さん、 語学部長の「リタ・トゥサーン」さんにお会いする。 ドイツ製菓マイスターの称号を得て帰国された、 「芦屋STERN/シュターン」の「谷脇正史」さん。 キリン・ビールの広報部長…
こう言っては大変失礼だが、 id:emimiさんの闘病日記を楽しく拝見している。 しかし、急性膵炎は命にかかわる病気。 よく回復されたものと、喜びを禁じ得ない。 今から二十七年前、 私も生死の境を彷徨ったことがある・・・。 いわゆる「不整脈」。 「AH間…
昨日は寒かった。 六甲山には霙が降り、雪が降った。 午後七時、 職場の辺りの気温は摂氏四度を下回っていた。 その寒さのなか、自転車に乗って帰る。 ペダルを漕ぐうち、身体がポカポカと温まってくる。 腹が減ったので、G町のおむすび屋に向かう。 おむす…
先々月、 私は二人の職員を連れてドイツに出かけた。 このことがきっかけとなり、 職員たちの間で独語修得の気運が高まる。 「独語のビジネス・レターが読めるようになりたい」 「取引先と独語でメールの遣り取りがしたい」 「独語を修得してドイツの女を口…
長男が一歳の誕生日を迎える頃、 私たち家族は福島県の会津磐梯山に住んでいた。 五色沼と小野川湖と桧原湖に囲まれた辺り。 会津若松までの距離は約六十キロ。 会津にはよく家族で買い物に出かけたものだった。 しかし、子どもにおもちゃを与えようとしても…
近頃やたらに腹が空く・・・。 飯時が待ち遠しくって仕方がない。 で、待ちきれずについつい間食をとってしまう。 今もコーヒーを飲みながら、 森永の「マリー・ビスケット」を食べているのだが、 齢を重ねるとともに、 口がいやしくなってきたのかもしれな…
「MONTENEGRO」を飲みながら、 「地獄に堕ちた勇者ども」を観る。 この映画を初めて観たのは三十七年ほど前のこと。 確か、私が二十三歳の頃だった・・・。 映画を観終わった後、 「木村屋」という名の喫茶店であったと思うが、 「ルキーノ・ビスコンティ」…