■ 東京

aquio2007-04-11

東京から帰る。
仕事は忙しかったが、実りの多い出張だった。
今日の午後一時、
千葉のご実家にお里帰りされていらしゃった、
ミュンヘンのGさんと銀座でお会いする。
「まずは蕎麦を食べよう」、ということになり、
みゆき通りの「名月庵・田中屋」に向かう。
「季節の野菜の天婦羅・せいろ蕎麦」を注文する。
「田中屋」で蕎麦を食べるのは初めてだが、
名店と言われるだけのことは、ある。
野菜が何とも甘く、衣もカリッと揚げられている。
蕎麦もなかなかに品がよく、美味い。
Gさんに「ビュルツブルガー・シュタイン」を頂戴する。
フランケン地方で生産されるワインの名品。
ミュンヘンの「ダルマイヤー」で買ってきてくださったらしい。
蕎麦を堪能した後、
向かい側にあるカフェ「銀座みゆき館」に移動し、id:emimiさんの到着を待つ。
Gさんには、emimiさんが急性膵炎で入院されていたことは伝えてあった。
「どのくらいの痛みだったんですか?」、というGさんの問に、
emimiさんは「陣痛の次くらいの痛みでした」、と答えていらっしゃったが、
妊娠の経験のない私には、
その痛みがどれほどであるのか、皆目見当がつかない・・・。
二人の会話に入っていけないのであった。
午後三時、お二人とお別れし、ソニー・ビルで長男のDと会う。
Dと会うのはほぼ一年ぶり・・・。
相変わらず飄々としている。
Dは東京でイラストレーターの職に就いているが、
絵を描いていれば幸せ、という生活スタイルはまったく変わっていない。
最近、根津に引っ越したという。
「ソフィテル」というホテルのすぐ近くのマンションであるらしい。
いつか泊まりにいってやろう、と思う。
マキシムのミルフィーユを美味そうにパクついておったが、
食べている姿は子どもの頃と少しも変わらない・・・。
ついつい父親の眼で息子を見てしまっていたが、
ま、健康そうで何よりだった。