■ 水

aquio2008-08-05

昨晩から自宅に戻ってきている。
神戸のアパートを出る時、
水を張った桶の中に食器を入れたままにしてきてしまった。
帰る頃には、
食器はヌルヌルの状態になっているに違いない。
まずは手で食器と桶のぬめりを取った後、
洗剤を使って洗い上げ、
場合によっては熱湯で仕上げをしなければならない。
今の季節、細菌の繁殖にはとても気を遣う。
その時々にさっさと洗っておけばいいものを、
忙しさにかまけて後回しにするから、
後で二倍の手間がかかってしまう。
分かっちゃいるけど・・・なんだよな。
それにしても、都市部における生活用水のひどさといったら・・・。
午後四時、自宅を出発し神戸の職場に向かう。
途中、「後山」の伏流水が湧き出る泉でペットボトルに水を詰める。
私の自宅は岡山県の最高峰である「後山」の中腹にあるのだが、
この「後山」から湧き出る水ほど美味しい水はないね。
ミネラルをたっぷりと含んだ水。
冷蔵庫の中に入れておけば、いつまでももつ。
ペットボトルの水をチビチビ飲みながら走っていたら、
佐用町の手前あたりで雲行きが怪しくなってきた。
「風が出てきたな」、と思ったとたん、スコールのような勢いの雨が降ってきた。
「この状態で高速道路を走るのは危険」と判断し、
一般道を走って神戸に向かうことにした。
今、マスコミで「ゲリラ豪雨」という言葉が取沙汰されているが、
日本全体が亜熱帯の気候になりつつあるのかもしれない。
ひょっとしたら、その内、神戸でもバナナが採れるようになるかもしれない・・・。