■ Schloss Farrach

aquio2004-10-02

今日からオーストリアのツェルトヴェグで、
「PUPPENーKUNST/第十回・世界人形展」が始まる。
「第二回・世界人形展」に招待されて、
私が初めてツエルトヴェグを訪れたのは八年前の夏。
人形展の主宰者はシルビア・ハートレヴさん。
「Schloss Farrach/シュロス・ファラー」というお城の持ち主。
このファラー城で世界人形展が毎年開催される。
プロデューサーはミュンヘンのアーティスト協会の
会長でいらっしゃったマリオン・F・シュマールさん。
ミュンヘンのシュマールさんのアパートを訪ねた時のことを
今でも時々思い出すことがある。
彼女のアパートは数えきれないほどの人形で埋め尽くされていた。
「いったい何体の人形があるのか?」という質問に対して、
「三千体までは数えたことがあるけど・・・」という返事。
リビングやキッチンは言うに及ばず、
バスルームの中にまで人形が無造作に飾られていた。
今年の人形展のタイトルは「ALLES WASSER」。
英語の「ALL WATER」というような意味。
今年は五体の人形を送ったが、
はたしてどのような評価が下るのか・・・。