■ 会談

aquio2005-11-19

Oさんからパイプ煙草を頂戴する。
杏のリキュールで味付けされた
GOLDEN BLENDS の「アマレット」と、
コナン・ドイル」が活躍していた時代、
十九世紀のレシピに従って作られた
PETERSON の「シャーロック・ホームズ」。
シャーロック・ホームズ」はクールでまろやか。
フルーティな甘い香りが漂う。
パイプ煙草の煙を燻らせながら、
明日のM氏との会談に思いをめぐらせる。
「こう訊かれたら言こう答える」
「こう質問されたらこう切り返す」・・・・。
何度かエキササイズを繰り返しているうち、日付は今日になってしまった。
「ま、お互いの利益に結びつく方法をお互いに探ってみよう・・・!」と、
カレンダーの日付を十九日に変えて眠りに就く。
六時半に起床。
シャワーを浴びて髭を剃る。
買い置きの新しいトランクスを穿き、新しいアンダー・シャツを着る。
プレスのきいたフランネルのスラックスを穿き、
黒いタートル・ネックのセーターの上にグレーのジャケットを羽織る。
「よ〜し決まった!」
「男のコーディネートはこうでねぇと!」と馬鹿なことを言っているうち、
出発の時間が迫ってくる。
U社の専務でいらっしゃるM氏と会談。
会談は大成功であった。
M氏とお別れした後、社長のM氏が職場まで追いかけてきてくださる。
社長のM氏とも二時間にわたって談笑する。
お互いの気性も理解できた・・・。
現在、岡山の職場は重大な問題を抱えているが、
その問題を解決できる糸口が見つかったような気がする。
自宅に戻って「シャーロック・ホームズ」に火を点ける。
ことのほか美味い。
Oさん、ありがとうございました。