■ フラフラ・その2

aquio2006-03-27

夕方、
照明デザイナーのHさんが
チャーミングな女性を連れてアトリエにいらっしゃる。
聞けば、O大学に通うお嬢さんとのこと。
OはMという名物教授がいる大学。
彼女はそのM教授のもとで造形を学んでいるらしい。
Mさんは私の古くからの知人でもある。
世間はとても狭い。
彼女はおもちゃの世界にとても興味があるらしい。
おもちゃについての知識もなかなかのものがある。
来春には大学を卒業するらしいが、
まだ進路が決まっていない・・・という。
「私のアトリエで働いてみるか?」と訊くと、
「面白そうだから是非!」という返事。
「木屑まみれ、絵の具まみれの職場だよ!」と言うと、
「大学で慣れているから大丈夫!」という返事。
こういう出会いがあるから世間は楽しい。
さて、今日も一日よく働いた。
思いの外、作業もスムースに進んだ。
しかし、身体が少しフラフラと左右に揺れている。
あれだけ寝たはずなのに、今日も疲れを覚えている・・・。
疲れだけではなく、
身体の中にいろいろなモノが溜まっているような気がする。
明日は作業を休むことにした。
なんだか怪我をしそうな気がする。
こんな時は無理をしないに限る。
「予感」というものがある。
予感を無視してコトを起せば、いつも予感どおりの結果が待っている・・・。
疲れがたまると、いつも同じ失敗を何度も何度も繰り返す・・・。
今夜は神戸の街に飲みにいくことにした。
神戸の街からアパートまで、
車を走らせれば二十分ほどの距離でしかないが、
今夜は神戸の街に泊まることにしよう。
明日はチェック・アウトの時間まで眠ることにしよう。