■ 新潟

aquio2006-09-27

新神戸から京都、
京都から富山を経由して新潟に出かける。
駅弁を頬張りながら、
Nさんが提出してきた書類に目を通す。
そこには「出来ない理由」が山のように書かれていた。
出来ない理由は私も理解している。
しかし、この仕事は実現させなければならない。
どのように実現させるか!?
今日はそのことを協議する会議ではなかったか。
書類には「身の丈に合った開発」とも書かれていた。
いったい何を基準とした身の丈なんだろうか・・・。
もしかしたら、私の身の丈のことを言っているのかもしれない。
だとしたら、大きなお世話というものである。
Nさんに私の身の丈を測っていただくいわれは、まったくない。
「勝手に人の身の丈を測るんじゃないよ」、と言いたい。
私の案が潰されるか、
それとも、Nさんの案を潰すか・・・。
中途半端な折衷案は出さない方がいい。
お茶を飲みながら、Nさんとの質疑応答をイメージする。
理論の鎧で身を固める。
もし、私の意見が通ったとしたら、
私は発案者としての責任を一身に背負うことになる。
しかし、それは覚悟の上のこと。
徹底的に議論を戦わせたい、と思う。
しかし、あまり人を追い詰めるのも、よくない。
できれば、穏やかに話し合いたいものである。
午後七時、会議が始まる。