■ 退職

aquio2007-01-29

Mさんが退職することになった。
某放送局に転職する。
人はいろいろな都合で職場を去っていく。
身体上の都合もあれば、金銭上の都合もある。
会社とすれば、
育った人材の流出はなんとか防ぎたいものである。
しかし、その人の人生はその人のものであり、
会社のものでは決して、ない。
彼女がそのように決断を下したのであれば、
それは祝福すべきものだろう、と思う。
彼女にはレポーターとしてのポジションが用意されているらしい。
華やかな職場ではあるが、
放送局におけるレポーターとしての契約は三年。
それが一年で打ち切られるのか、
または四年、五年と継続していくのか・・・。
それは彼女の実力次第、ということになる。
会社という組織のもとを離れ、
これからは自分だけを頼りに生きていかなくてはならない。
大変とは思うが、
当然といえば至極当然のことではある。
その場所に踏みとどまっていたとしても、
人生には様々な問題や悩みが降りかかる。
その場所から一歩足を踏み出したとしても、
同じように様々な問題や悩みが降りかかる・・・。
計画通りの人生はあり得ない。
であれば、足は一歩前に踏み出した方がいいのではないだろうか。
しかし、彼女が去った後の穴はどのように埋めたらいいのだろう・・・。
困った・・・。