■ 週末の探検家・その他諸々

aquio2008-06-19

今日は早朝から霧雨が降っている。
午前十一時、
職場の研修生であったKさんが東京からやって来る。
今、Kさんは汐留にある某美術館に勤務しながら、
ガラス器の製作に取り組んでいるらしい。
「私が作ったガラス器です」、
と職員一人ずつに自作の器をプレゼントしてくれる。
腕前はまだまだのように思えるが、
女性らしいセンスが隅々にまで行き届いている。
私は涼しげな青い模様の入ったぐい飲みを頂戴することにした。
午後一時、
この夏に、奈良市美術館で開催される「飛び出す絵本展」のポスター類が届く。
私のコレクションと、id:emimiさんのコレクション、
合わせて二百五十冊ほどの「しかけ絵本」が展示される展覧会だが、
「博多のIさんからポスター類が届きましたよ」、
とemimiさんから連絡を受けたのは、今月の十四日のことだった。
ポスター類は同じ日に博多から発送されているはず。
東京よりも近いはずの神戸に五日ほど遅れて届いた、ということになる。
日本郵便」に手違いでもあったのだろうか。
午後二時、朝日放送のYさんから、
「東北地震の特番があったため、放送日が延期になりました」
「週末の探検家の放映は七月五日の土曜日になります」
「すんません」、という連絡が入る。
午後三時、神戸の職場でアルバイトをしてくれていたN君がアトリエにやって来る。
私の作品の中に、「Jack & Betty」という名の小品がある。
マッチ箱の上に女の子が寝そべっていて、
箱の蓋をスライドさせるとオルゴールが鳴り出し、
男の子が出てきて女の子にキスをする、という小さな作品。
オルゴールの曲はあの「love me tender」。
その「Jack & Betty」を自分の手で作ってみたい、と言う。
オルゴールや制作のための材料をN君にプレゼントする。
午後四時、N君は材料を目の前にして悪戦苦闘している。
さて、明日からは岡山の職場に向かわなくてはならない。
神戸に帰ってくるのは二十三日の夜になる予定。