■ 日本ゴム銃射撃協会

aquio2004-09-24

日本ゴム銃射撃協会」という名の親睦団体がある。
「童心にかえってゴム鉄砲で遊ぼう」という、
高邁な理念を掲げた、ただ遊ぶだけの任意の団体。
いい歳をした大人が馬鹿げたことを・・・、という
否定的な意見もあることにはあるが、
数年前から、
私はこの団体の岡山県支部長という地位にある。
重責を担っているのだ。
一向にメンバーが増えないことが悩みの種だったが、
ここにきて、急に会員が増えだした。
現在のところ、
傘下支部の数は三、会員数は四人にまで増えた。
周知のとおり、「日本ゴム銃射撃協会」は
「大日本ゴム銃猟友会」とリンクしている。
本物のライフルを振り回す「大日本猟友会」と違い、
「ゴム銃猟友会」では撃てる生き物を厳しく制限している。
撃ってもよいとされる生き物の第一位は「蠅」。
そして第二位は「ゴキブリ」。
あとは「スズメバチ」とか「ムカデ」といったところ・・・。
「射撃協会」「猟友会」とも、
その銃の取り扱いと管理には十分な注意をはらうよう呼びかけているが、
時には悲惨な事故も起きることがある・・・。
東京都江東区に住む二十八歳(狩猟歴十一年・女)の場合、
キッチンを走り回っていたゴキブリを撃ったところ、
狙いがそれ、冷蔵庫の中を漁っていた夫の尻を撃ってしまった。
幸い夫に怪我はなかったものの、
カッときた夫と口論になり、
もみ合っているうちに妻は誤って第二弾目を発射。
弾は夫の顔をかすめた・・・という。
夫は左頬に全治二時間の擦過傷を負った・・・という。
ゴム銃とはいえ、
取り扱いには充分に気をつけたいものである。