■ 針金細工
針金細工にはまっている。
アパートの戸棚には、
太さの違う針金が数種類、
ペンチとニッパー、
そして金槌が入っている。
暇ができると、
針金を取り出しては何かを作っている。
昨夜は「豚」を作った。
「豚は鼻の穴がでかい」、
「豚は眼が小さい」、
「豚は耳がでかい」、
「豚は顔がでかい」、
「態度がでかいと俺はよく言われるなぁ」とか、
作るモノのイメージをブツブツと口にしながら、
一気呵成に針金を曲げていく。
勢いが大事。
間違ったら、
曲げ直せばいいだけのこと。
その辺りに転がっていた角材に穴を穿ち、
接着剤で豚を固定する。
艶消しの黒いペンキを塗って出来上がり。
作業時間は一時間強。
台の上に置いて光を当ててみる。
壁に豚の影が浮かび上がる。
二か所から光を当てると、
豚の影が二つできる。
なかなか面白い。
光を上から当てたり下から当てたり・・・、
結構遊べる。
インテリア小物のいっちょう出来上がり。
次は、
針金でカラクリ人形を作ってみよう。