■ 送別会

aquio2005-06-10

Fさんがロンドンに転勤することになった。
転勤の期間は五年になるらしい。
「小黒三郎」さんの倉敷のアトリエでミニ送別会を開く。
集まったのは、
Fさんと私、
そして、F社のMさんとMさんの四人。
料理を作るのは小黒さん。
私たちの役割りはただ食べるだけ。
タマネギと鰹節のサラダ、
隠元とレタスのサラダ、
大根としめじの煮物、
烏賊とハマチの刺身・・・・。
なんだか酒の肴のような料理ばかりだったが、
トマトと鶏肉とトウモロコシのシチューは絶品だった。
小黒さん自慢の料理らしく、
頼みもしないのに、
レシピのコピーがサッと出てきた・・・。
Fさんと初めて出会ったのは十七年前の夏。
渋谷の東急本店で開催された
「創作おもちゃフェスティバル」の会場だった。
その後、Fさんはミュンヘンに転勤になる。
私がドイツに進出するチャンスをくださったのはFさんだった。
独日協会の前会長でいらっしゃったガンツェンミューラーさん、
ハンドヴェルクスカマーのぺーター・ニクルさん、
シュピール・グートのリーゼロッテ・ぺーさん、
画家のビネッテ・シュレイダーさん・・・。
Fさんを通じていろんな人と知り合うことができた。
そのFさんがロンドンに行く。
Fさんが住む予定のコンドミニアムの写真を見せていただく。
築百年のレンガ積みの建物。
建物の前には素晴らしい庭が広がっている。
ロンドンに出かける折には泊めていただくことにしよう。