■ HOLZWURM

aquio2005-12-30

有馬温泉の「むら玄」で湯葉蕎麦を食べてきた。
湯葉の上に「原了郭」の黒七味を振りかけて食べる。
とても美味しかった。
明日は「兵庫県立芸術文化センター」で開催される
「ジルヴェスタ・ガラ・コンサート」に出かける。
開演は午後九時三十分。
とても蕎麦を食べているような時間は無い。
一日早い年越し蕎麦。
今日は朝からデスクの整理をしている。
引き出しの中から「HOLZWURM」のマッチが出てきた。
旧・東ドイツ、おもちゃの村と呼ばれる
「SEIFFEN/ザイフェン」村のレストランのマッチ。
「HOLZWURM」を英語に訳せば「WOODWORM」。
「木に巣くう虫」という意味の言葉だが、
ドイツ語の「HOLZWURM」には、
「木が大好きな人」「木を扱う仕事に従事している人」という意味もある。
日本語にも「本の虫」「仕事の虫」・・・といった表現があるが、
「HOLZWURM」は文字通り「木の虫」という意味になる。
なかなか美味しい料理を提供してくれるレストランだった。
マッチを擦って煙草に火を点ける。
食後の一服。
私は煙草を美味しく味わうために食事を摂っているようなところがある。
煙草といえば、その代金がまた値上げになるらしい。
二十本入りの煙草が三百円ほどになる・・・。
児童手当の支給対象の上限を小学三年から小学六年に引き上げるため、
その財源として煙草の増税がなされるらしい。
とても結構な話ではないかと思う。
子どもたちのためなら、たとえこの身が癌で滅びようともかまわない・・・。
子どもを持つお母さんたちの家計も少しは楽になるだろう。
だから、
我々「煙草の虫」を毛虫のように毛嫌いしないで欲しいのだ。
「少しは感謝の念を持ったらどうなんだよ!」、と私は言いたいのである。