■ 湯たんぽ

aquio2005-12-31

私は機械から吐き出される温風が好きになれない。
昨日、湯たんぽを買った。
四十二度に設定した湯をバスタブに張る。
ついでに湯たんぽにも湯を入れる。
湯たんぽを厚手のタオルで包んで布団の中に入れる。
風呂からあがり、
炬燵で温めておいたパジャマを手早く着る。
風呂に入っている間に、
布団の足元の部分がジンワリと温まっていた。
なんて温かいのだろう。
柔らかな温かさ。
つい、「ウヒャヒャヒャ」と喜びの声が出てしまう。
幸せを感じる・・・。
エド・マクベイン」の「BIG BAD CITY」を読むか、
養老孟司」の「こまった人」を読むか迷う。
「BIG BAD CITY」は文庫本だが相当分厚い。
文字数の少なそうな「こまった人」を読むことにした。
「自分の頭で考えること」の重要性を説く、
なかなかの示唆に富んだ本であった。
今朝は六時に目覚める。
湯たんぽはまだほんのりと温かい温度を保っていた。
今日は大晦日
今年も今日でお仕舞い。
明日は正月。
「正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」と、
そう詠んだのは一休和尚だった。
五十九里の道程にはいろんな出来事があった。
あと何里歩くことになるのだろうか・・・。
ま、これからの道程もせいぜい楽しませていただくことにしよう。
さて、今夜は「ジルヴェスター・ガラ・コンサート」。
そろそろ出かけることにしよう。