■ TETRARITMUS/テトラリトゥムス

aquio2006-01-28

どこに置いたかと捜していたモノが見つかった。
「ANTAL KELLE/アンタル・ケレ」がデザインした
「TETRARITMUS/テトラリトゥムス」。
不思議な形をした積み木。
Kさんとドイツを旅行した時、
ミュンヘンの「FIFER AM DOM」で買ったもの。
Kさんは、やはり「ケレ」がデザインした
「KREABAU MODERN/クレアバウ・モダーン」という
美しく彩色された積み木を買っていたはず。
「TETRARITMUS」は息子の店に置いてあった。
店の棚の奥の方に、箱に入ったまま置かれていた・・・。
まったく、油断も隙もあったものではない。
「なんでこれがここにあるんだよ?」と問いただすと、
「お前の店のインテリアに使えって
 お父さん(私のこと)がくれたんじゃないか!」という返事・・・。
箱も中身も美しいまま保存されていたから、
ま、今回のことは大目に見てやることにしよう。
近頃、私は自分の行動や言動の記憶が飛んでいることがある。
ま、今年の十二月がくれば「還暦」を迎えるのであるから、
いま一度「赤ちゃん」に戻るのであるから、
行動や言動に記憶がなくなるのも仕方がないことなのである。
もう一年も経てば、
行動や言動に責任を持てなくなるかもしれない。
非常に不安である・・・。
若い頃の得意技に「忘れたフリ」というのがあったが、
近頃は本当に忘れることが多くなってきた。
昔、惚けた老人のことを「二度童/にどわらし」と呼んだらしい。
この日記のタイトルを「CLOCLWORK NIDOWARASHI」、
つまり「時計仕掛けの二度童」と変える日が来るかもしれない。
老人には優しく接していただきたいものである。
近年、「ANTAL KELLE」はハンガリー
「1234TOYS」という名の店を開いたという噂を聞く。
いつかは訪れてみたいものである。