■ 携帯カメラ

aquio2006-02-25

先日、吉祥寺の駅前で新しい携帯電話を買った。
0.85インチのハード・ディスクを内蔵した携帯電話。
ディスクのメモリーは「4.0GB」。
モリー容量が大きいのは嬉しいが、
どうにも「カメラ」が扱いにくい。
ほんの少しの手ブレにもカメラは敏感に反応する。
カメラの扱いに慣れている私でさえ、
ピントを合わせるのに苦労する。
シャッターを押そうとする、
そのわずかな指圧でピントがずれてしまうのだ。
シャッター・スピードが遅すぎるのだろう。
しかし、これ以上シャッター・スピードを速くすると、
露光不足という問題が出てくるのかもしれない・・・。
この携帯電話の重量は約百六十グラム。
携帯電話にはアナログ・カメラほどの重さはない。
脇をしめて息をころし、
両手で携帯を構えてシャッターを押してもブレが起きる・・・。
私に中風の気でもあるのかと、そう思わせるほどブレる。
すべてのモノには適度な重さが必要とされる。
シャッター・スピード、カメラ本体の重さ、レンズの明るさ・・・、
携帯電話といえども、
カメラには総合的なバランスが要求されるのではないだろうか。
前の携帯には「手ブレ補正機能」はついていなかった。
それでもピントはキチンと合った・・・。
きっとバランスが良かったのだろう。
ザイフェンで行う個展の案内状が刷り上ってきた。
試しに何枚かの近接撮影を行うが、どうしても手ブレが起きる。
どうしてもピントが合わない。
これでは撮影に三脚が必要になってくるではないか。
ブレた写真を保存しても意味はない。
モリー容量が大きくても何の役にもたたない・・・。
扱いに慣れる・・・しかないのだろうか・・・。