■ 仕事！？

二泊三日の出張から帰る。
五月二十四日
伊丹空港十一時二十分発ＪＡＬ２１６７便で三沢に向かう。
搭乗した飛行機の機種は「ＭＤー８７」。
「マクダネル・ダグラス」社が開発した小型ジェット。
初めて乗ったジェットだが、
そのショック・アブソーバーの素晴らしさに驚かされる。
多分、操縦士の腕もいいのだろうが、
離陸と着陸時における
ショック・アブソーバーの効きがなんとも柔らかい。
旅客機の離着陸はこうでなくっちゃ・・・。
三沢空港にはＦさんが迎えにきてくださっていた。
Ｆさん宅でご馳走になった蛸の煮付けは美味かった。
麹に漬けこまれた根曲り竹も美味かった。
蛸と根曲竹をご馳走になった後、
八戸十八時〇〇分発「はやて３０」で東京に向かう。
銀座でＯさんとミーティング。
Ｏさんと「Bar KARIN」で飲んだ黒ビールは美味かった。
五月二十五日
東京駅十三時五十分発「のぞみ３３」で京都に向かい、
「詩仙堂」の近く、一乗寺の書店「恵文社」を訪れる。
チェコで作られたという金属性の栞、
旅の守護神である「セント・クリストファー」の銀のペンダント、
数枚の「蔵書票」を購入した後、
蹴上のホテルから河原町三条までをブラブラと歩く。
夜風がなんとも心地よい。
午後七時、割烹「忘吾」でＫさんと会食。
醤油漬けの行者にんにくがのっかった鰹のたたき、
梅色の刺身、鰻のひろうす、豆ご飯・・・・等を食べる。
板場に立つ原田さんの包丁捌きは本当に美しい。
「忘吾」の料理はいつも上品。
味も本当に美しい。
六角辺りをブラブラと歩き、町屋を改装したという「BAR k-ya」に行く。
坪庭を眺めながらオールド・パーを飲む。
五月二十六日
午前十時、大阪上本町でイラストレーターのＨさんと打ち合わせ。
今回の旅も美味しかった。
今回の出張の移動距離は二千キロを越えた・・・。
仕事は、少しだけ、した。