■ LEIER／ライヤー

アニメ「千と千尋の神隠し」、
その主題歌である「いつも何度でも」の伴奏に
「LEIER／ライヤー」が使われていた。
あの頃から
日本でも「ライヤー」が注目されるようになる。
「LEIER」はドイツ語で「ハープ」を意味する言葉。
今朝、神戸のＦさんにその「ライヤー」を
お貸しする約束をしていたことを思い出す。
十一年ほど前に購入したものがどこかにあったはず。
職員が倉庫から探し出してきてくれた。
数台の「ライヤー」があったように記憶しているが、
一台しか見つからなかった・・・と言う。
ドイツ「CHOROI／コロイ」社製の「ライヤー」。
「ライヤー」は胸に抱えて演奏する小型のハープだが、
弦を爪弾く度、音が胸に心地よく響く。
弦の振動が胸に伝わり、
胸も共鳴しているかのように感じられる・・・。
「ライヤー」の弦はＶ字型に張られている。
Ｖ字の表側の弦はピアノの「白鍵」の役目をし、
裏側の弦はピアノの「黒鍵」の役目をする。
シュタイナー教育の現場でよく使われる楽器であり、
その音色にはヒーリングの効果があるとされる。
岡山の職場ではこの「ライヤー」の他に、
子どものための「ライヤー」といえる
「キンダー・ハープ」も数台収蔵しているが、
収蔵したまま、今日まで一度も使わないできた・・・。
いつか「ライヤー・コンサート」を開くことにしよう。
Ｆさんはソプラノ歌手でもいらっしゃる。
Ｆさんによる弾き語りコンサートがいいかもしれない。
時期はクリスマスの頃がいいかもしれない。
明日は三宮に出かける用事がある。
Ｆさんのお店にお届けすることにしよう。