■ 幼稚園

aquio2006-06-17

私には三人の息子がいる。
彼らが幼稚園児であった頃、
息子たちの幼稚園への送り迎えは私の役目だった。
自宅から幼稚園までの距離は約一キロ。
手と手をつないで田圃の畦道をよく歩いたものだった。
「やねよりたかいこいのぼり・・・」
「どんぐりころころどんぶりこ・・・」と、
子どもたちは覚えたばかりの歌をよく歌っていた。
小学校の授業参観もすべて私が参加してきた。
PTAの会議もすべて私が参加した。
屋根の雪下ろしや校庭の草刈にもよく出かけた。
ま、参加できる時間がたっぷりとあるにはあったのだが、
「母親は自分が生んだ子どものことしか考えない」、
「全体像を決して見ようとはしない」、
それが、
私が幼稚園や小学校の行事に積極的に参加する大きな理由の一つだった。
今日は土曜日。
今日はM幼稚園における父親参観日。
「ちょっと父親たちに話をしてやってよ」と、
N園長から頼まれてM幼稚園に出かける。
約七十名ほどの父親たちがやって来ていた。
仕事の都合でやって来れない父親もいたのだろう、
約三十名ほどの母親たちも参加していた。
キャバレーとやらに行ったことはないのだが、
キャバレーのホステス嬢と見間違うほど、母親たちの化粧は濃かった・・・。
香水の匂いもきつかった・・・。
今日は園における子どもたちの生活と遊びを見る日ではなかったか!?