■ キーナーさん

aquio2006-07-20

昨日、
スイスから「キーナー」さんがいらっしゃる。
「キーナー・モザイク」「キーナー・メモリー
「キーナー・ドミノ」・・・・・。
昔、「キーナー」さんは幼稚園の先生でいらっしゃった。
彼女がデザインするおもちゃは、
どれもこれも素晴らしい。
単純な面と色で表されたイラストには、
日本の「家紋」に通じるものがあるように思える。
昨夜は有馬温泉の「花小宿」に泊まっていただいた。
魚がまったく食べれないとのこと。
生野菜も弱い・・・という話。
悩んだ挙句、
職員たちと一緒に近くのお好み焼き屋に出かける。
ま、あちこちでVIP扱いされていらっしゃるのだから、
今夜は庶民的な食べ物を召し上がっていただこう・・・。
そう判断したのだが、これが大正解であった。
「フォーマルな食事に飽き飽きしていた」、とのことであった。
今日は「むら玄」にお連れする。
ここの玄蕎麦は美味い。
蕎麦の食べ方、山葵の使い方、蕎麦湯の飲み方をレクチャーする。
食べ終わった後、二人して蕎麦打ちの現場を見学する。
茶色い蕎麦粉が見る間に蕎麦に変化していく・・・。
「まるでマジックのよう」、と喜んでいらっしゃった。
「ここにはスイートはないのか?」と訊かれるので、
蕎麦屋にスイートはない!」と答える。
息子の店に出かけ、二人してジェラートを食べる。
なんだか食べてばかりの二日間であった。
その後、JR三宮駅までお送りする。
今夜は高槻にお住まいの知人の家に泊まられるとか。
十六時二十二分発の新快速にお乗せし、
「五つ目の駅で降りろ」と伝えたが、
はたして無事に辿り着けただろうか・・・・。
今月の二十四日、
吉祥寺においてN社の展示会が催される。
「キーナー」さんとはその会場で再会することになるだろう。