■ 玉突き衝突

aquio2006-08-09

明日は東京に出かけなければならない。
その用意を整えるため、
岡山の職場を出発し神戸のアパートに向かう。
午後七時十四分、
中国道佐用インターを過ぎた辺りで
三台玉突き衝突事故に遭う。
私の前を走っていた車が
急にウインカーも出さずに右折した。
ブレーキを踏んで停止した私の車に、
二台の車が追突してきた。
サイド・ブレーキをかけ、
安全を確認しながら車外に出る。
私の車の後部はペチャンコになっていた・・・。
後の車には若い二人の女の子が乗っていたが、
あまりのショックで口も利けないような様子・・・。
最後尾の車では、
高齢の男性が茫然自失の状態でハンドルを握っていた。
二台の車にぶつけられた私が、
「お怪我はありませんか?」と声をかける。
なんか変・・・。
女の子たちの車のラジエターからは冷却液の湯気が立ち上っている。
ドアも少し変形している様子。
ドアを開けて女の子達を車の外に出す。
見たところ、どこにも外傷はないようだが、
手を離すと、ヘタヘタと道路に座り込んでしまう。
腰がぬけてしまったのだろう・・・。
それにしても、なんて重いのだろうか。
救急車を呼び、警察に連絡する。
しかし、ま、大した怪我人も出なくて何よりだった。