■ PETERSBURG

aquio2006-10-18

今日は朝から岡山県美作市に出かけていた。
会議の最中、
神戸の職場の職員から連絡が入る。
「ロシアの女性が職場に来られている」、という連絡。
ロシアの方が私にいったい何の用事があるのだろうか。
用件を聞いておくよう、指示を出しておく。
午後六時、職場に帰り着く。
応対した職員から話を聞いたところ、
来られたのは、
「MARIA MARCHENKO」という女性であった。
「マルチェンコ」とお呼びするらしい。
「ぺテルスブルクに玩具の博物館がある」
「私はその博物館の館長を勤めている」
「ザイフェンの博物館でN氏(私のこと)の展覧会を見た」
「今、アーティスティックな玩具の展覧会を企画している」
「ぺテルスブルクで個展を開いてみないか?」、
というお誘いのお話であったらしい。
ロシアの独楽と土笛をお土産にいただいていた。
何故、ロシアの「ペテルスブルク」とドイツの「ザイフェン」なのか・・・?
東西ドイツが統合される前、
ロシア語は旧・東ドイツの国民にとって必須の言語であった。
ロシア語が喋れるドイツ国民はとても多いという。
「ペテルスブルク」と「ザイフェン」、
この二つはロシア語でつながっていたのだ。
当然、ザイフェン玩具博物館の館長でいらっしゃる「アウアーバッハ」さんも
ロシア語が喋れるに違いない。
ロシア語で私の宣伝をしてくださったのだろう。
ひょっとしたら、「ペテルスブルク」に行けるかもしれない。
せっかくのお申し出を断るというテはない。
ついでに「エルミタージュ」を見に行こう。
ついでに東欧の諸国を回ってみようか・・・。