■ 葡萄

aquio2006-10-20

今朝、Aさんから葡萄を頂戴する。
Aさんと知り合ったのは今から十年ほど前。
以来、毎年秋になると、
Aさんから山ほどの葡萄が届く。
とても一人では食べきれないほどの量。
ザッと水で洗い、
大皿に盛って職員達に振舞う。
職員たちに葡萄を与えるのは、
豚の群れの中にトウモロコシを投げ入れるようなもの。
瞬く間に葡萄がなくなっていく。
ある意味、小気味いいほどの食いっぷりではあるが・・・。
Aさんは勝沼でワイナリーを経営していらっしゃる。
ワイナリーの名は「原茂(はらも)ワイン」。
今年の国産ワイン・コンクールにおいて、
Aさんが造られた、
「ハラモ・ヴィンテージ甲州樽熟成2004」が最優秀賞を獲得されたと聞く。
ワイン造りにかけるAさんの情熱が結実した結果なのだろう。
岡山の職場からも、
「たくさんの葡萄が届きました」という連絡が入る。
岡山と神戸、二つの職場に葡萄を送ってくださったのだ。
本当に有り難い。
毎年十一月になると、
Aさん宅の葡萄棚の下で「木漏れ日パーティ」が開催される。
私も二度ほどお邪魔をさせていただいたことがある。
木漏れ日の下で、ワインと食事と会話を楽しむパーティ・・・。
残念ながら今年は伺えそうにない。
来年はなんとか都合をつけてみよう。
そうだ、「マスタング」を駆って行ってみよう。