■ POP-UP BOOKS

aquio2006-10-21

今月の十八日から、
私の職場で「しかけ絵本の世界展」が始まっている。
約二百冊の「しかけ絵本」を一堂に並べた展覧会。
私が集めてきた約百冊ほどの蔵書と、
id:emimiさんの蔵書を百冊ほどお貸しいただいて
実現した展覧会。
今日、emimiさんを私の職場にお迎えし、
展覧会場を見ていただく。
準備不足と経験不足で、
なかなか思うような展示も出来なかったが、
さて、評価はどうだったのだろうか?
気になるところではある・・・。
二時間に一度、
職員が交代でギャラリー・トークを行っているが、
お客様にはなかなか好評のようである。
ショップでも、
今日はたくさんの「しかけ絵本」が売れたという連絡を聞く。
「会場では何が一番人気であったか」、と訊くと、
「<お行儀の悪い世紀末>が一番人気でした」、という答えが帰ってきた。
タブを引っ張ると、男が女性のコルセットを脱がす・・・、
タブを引っ張ると、男が双眼鏡で女性の胸元を覗く・・・。
全ページにエロティシズムが漂う絵本なのだが、
意外なものに人気が集中するものである。
ロバート・サブダ」によるダイナミックな仕掛けに人気は集中するものと思っていたが・・・。
「性別、年齢層はどうだった?」、と訊くと、
「中年のオバサマたちが大喜びしていました」、という答えが返ってきた。
ま、それはそうだろうなぁ・・・。