■ クリスマス・ピラミッド・その4

aquio2006-11-18

今日はクリスマス・ピラミッドお披露目の日。
午前十時、関係者全員がアトリウムに集まり、
クリスマス・ピラミッドのスイッチを入れる。
二十四個の電球に明かりが灯り、
十二枚のブレードがゆっくりと回転を始める。
六枚のプレートに乗った
四十体の人形たちもゆっくりと回転を始める。
大きな歓声が沸き起こる。
ガーレンツの職人たちの顔も晴れやかである。
大きな仕事をやり終えた達成感に包まれる。
関係者全員がニコニコしている。
観客も歓声をあげて喜んでいる。
久しぶりに「皆が喜ぶ」仕事をしたと思う。
本来、仕事とは「皆が喜ぶべき」ものなのであろう。
そう思う・・・。
しかし、ここ四日間の睡眠時間は十四時間を切っている。
今夜はポートピア・ホテルに部屋をリザーブした。
今夜は部屋でゆっくりと眠ることにしよう。
三宮の「なかもと」に七人分の席も用意した。
今夜は成功を祝して乾杯することにしよう。