■ ドイツ旅行・十一日目

aquio2006-12-06

今日は朝からグループにガイドが付く。
ガイドの後を金魚の糞のように、
皆がゾロゾロと付いて歩く。
団体行動は大の苦手。
小学校の通知簿には、
「協調性まるで無し」と書き続けられてきた。
雀百まで踊り忘れず、
三つ子の魂百まで、といったところか。
「辛抱しなさい」とGさんに窘められるが、
辛抱堪らず、途中でふけてコーヒーを飲みに出かける。
「俺も明日で六十歳、これでいいのだろうか」、と思うが、
「今さら直せるはずもない」、と思い直す。
今日は昼から「ザイフェン」に向かう。
「ザイフェン」は人口三千人の小さな村だが、
その内の二千人がおもちゃを作っているという「おもちゃの村」。
「ザイフェン」に向かう途中、
この村の歴史のレクチャーを頼まれていたが、
ほとんどのメンバーは口を開けて眠りこけていた・・・。
バスはエルツ山地の細い道を縫うように走っていく。
いつ来ても北海道の景色に似ているように思える。
「ザイフェン」を訪れるのは何回目になるのだろうか・・・。
友人、知人もできた。
私にとっては第二の故郷のような村である。
午後三時、バスは今日の宿「BUNTESUHAUS」に到着。
荷物を置き、
「WOLFGANG WERNER」と「CHRISTIAN WERNER」のアトリエに出かける。