■ ドイツ旅行・十四日目

aquio2006-12-09

今日はミュンヘンからザルツブルクに移動。
他の十二名の方々と離れ、
我々五名はここでも勝手な行動をとるのであった。
ザルツブルクを訪れるのは今回で四度目だが、
昼間のザルツブルクはなんだか気が抜けて見える。
イルミネーションに灯りが点り、
家々の窓から明りが漏れる頃でないと、
本当のザルツブルクではないように思える・・・。
以前、ガンツェンミューラーさんのご主人も、
ザルツブルクアドヴェントは世界一ロマンティック」、
「夜の町並みは特に素晴らしい」、
とそう仰っていたが、
確かに、美しい町並みではある・・・。
夕刻、ザルツブルクからミュンヘンに移動。
今夜はオペラ座モーツアルトの「魔笛」を観ることになっている。
ミュンヘンに向かうバスの中で、
魔笛」の粗筋、見どころといったところを、
id:emimiさんが簡単なレクチャーをしてくださる。
簡単な夕食を済ませた後、オペラ座に向かう。
席は前から十番目のほぼど真ん中。
よくこんな席が取れたものだと思う・・・。
席を手配してくださったGさんに、
「よくこんないい席が取れましてね!?」、と伺うと、
「福引で当たったものですから」、と謙遜した答えが返ってくる。
素晴らしいオペラであった。
特に、「夜の女王」のアリアといったら・・・。
背筋に震えが走るほどの出来栄えであった。
今夜で長かった旅行も終わり。
ホテルのバーでワインを楽しんだ後、
ロンドンから駆けつけてくださったFさん、
ガンツェンミューラーさんとお別れする。