■ 私と仕事

aquio2007-01-18

「私と仕事、どっちが大事?」、
女がよく口にする言葉である。
「私とあの女、どっちが大事?」と訊かれたら、
①「そりゃぁ、お前だよ。決まってるじゃん!」
②「あの女の方が大事です。すみません。」
③「どちらも私には大事です!」
うっかり②または③の答を口にした場合、
その責任はとれないのであるが、
ま、答はその三つに絞られるだろう。
「あの仕事とこの仕事、どっちが大事?」と訊かれたら、
①「あの仕事の方が大事です」
②「この仕事の方が大事です」
③「どちらの仕事も大事です」
同じように、答はその三つに絞られる。
「私と仕事、どっちが大事?」と訊かれたって、
本来、女と仕事は比べられないものなのである。
比べてはいけないものなのである。
同じ天秤に載せて測るものではないのであるが、
女はそれらを同じ天秤に載せ、男に二者択一を迫る。
で、男は馬鹿だから易々と女の手口にひっかかってしまう。
女の怒りを鎮めようと、
「そりゃあ、君の方が大事だよ!」、なんてうっかり答えてしまった日にやぁ、
死ぬまでそのコトを言い続けられるに決まっている。
其の場凌ぎの言い逃れだから、
男はそう言ったことさえすぐに忘れていってしまう。
しかし、女はそうはいかない・・・。
女は死ぬまで憶えているものなのである。
「仕事も大事だけれど、君もとても大事!」、
それが正しい答え方であろうと思われるが、どうだろう・・・。
その「とても」の部分に力を込めてさえおけば、
一応、女のプライドは満たされるのではないだろうか。
私には年頃の息子が三人いる。
さて、どんな女性と付き合っているのやら・・・・。
父親として、気になることではある。