■ ドイツ出張・四日目・SONNEBERG

aquio2007-02-05

午後、ニュールンベルクを離れ、
DBで「SONNEBERG/ゾンネベルク」に移動する。
駅舎の売店で、
焼き蕎麦、炒飯、サンドイッチ、ビール、
ジュース等を買い込み、今夜の夕食とする。
弁当を頬張りながら皆でトランプを楽しむ。
なんだか子どもの頃に帰ったようで、
これはこれでとても楽しい。
その昔、
「ゾンネベルク」はおもちゃの一大集積地であり、
世界最大のおもちゃの生産地であった。
そのおもちゃ産業も廃れ、
今は中心となる産業も無いままであると聞くが、
町には世界最古の玩具博物館が今も存在している。
おもちゃに関わる人間にとって、
「ゾンネベルク」は今も聖地であることに違いはない。
ドイツには「メルヘン街道」「古城街道」
「ビール街道」、といった観光ルートが多数存在するが、
ニュールンベルクを起点とする「おもちゃ街道」、
つまり、「SPIELZEUG STRASSE」も存在する。
「ゾンネベルク」は「おもちゃ街道」の中心となる町。
その「おもちゃ街道」を歩いたのは何年前のことだったろうか・・・。
いろいろな博物館を見て歩いたものだった。
列車に揺られながら、その時のことを懐かしく思い出す。
Gさんが今夜の宿も手配してくださっていた。
博物館から三百メートルほど離れたところにある小さなホテル。
駅にはホテルの親父が出迎えてくれていた。