■ 祝宴

aquio2007-02-28

三泊四日の旅から帰る。
いやはや大変な仕事だった。
毛筋ほどの失敗も許されない仕事だったが、
仲間の協力のおかげで、
完璧にしてのけることができた。
電気のエキスパートでいらっしゃるYさん、
家具作家のN君とM君、人形作家のIさん、
そして、
からくりの構造物を制作してくれたH君とT君。
彼らの協力無しにこの仕事は成し遂げられなかった。
彼らには深く感謝したい。
二月二十六日午後一時、現地に集合。
からくりの組み立て作業を始める。
時間に追われながらも、仲間たちは作業に没頭してくれた。
気が付けば、私のスラックスも絵の具塗れになっていた。
完成の目途がついた二十七日、割烹「飛鳥」で祝宴をはる。
いやはや食べた、飲んだ。
倉吉の「八潮」と「元帥」、湯梨浜の「東郷」、
三朝の「三朝正宗」、琴浦の「鷹勇」・・・。
品書きに書かれていた酒を片っ端から飲んだ。
いったい何本のお銚子が転がったのだろう・・・。
蟹もゲップが出るほどに食べた。
甘く新鮮な蟹だった。
一仕事終えた後、仲間と飲む酒には格別の味がする。
いい仲間に恵まれた、とつくづく思う。