■ 三重苦

aquio2007-03-07

毎日のように迷惑メールが配達される。
毎日その数は四十通を越える。
次から次へと削除しているうち、
必要なメールまで削除してしまうことがある。
ま、それはゴミ箱まで探しにいけばいいのだが、
ゴミ箱を漁りに行くのも、手間といえば手間。
非常に困る・・・。
今朝、「情けない夫」というタイトルのメールが届く。
読めば、この夫婦には子どもがいない、という。
二年以上もセックスレスが続いている、という。
奥様にしてみれば、もう我慢の限界であるらしい
更に読めば、
この奥様の夫は「短小」で「早漏」で、おまけに「包茎」であるらしい。
うわぁ、「三重苦」ではないか・・・。
ヘレン・ケラーみたいな奴やなぁ」、と男として同情を禁じえない。
「私に出来ることがあれば何なりと」、と
ついつい返事を書きたくなるような名文である。
なかなかの名文家であるが、いったい書き手は誰なのだろう。
起承転結もしっかり書き切れている。
その才能を別のことに活かせば、陽の当たる場所に出られるものを・・・。
しかし、ペテン師はペテン師。
人をペテンにかけるシーンでしか、その才能は発揮できないのだろう。
実に惜しい・・・。
「レアもの」として保存することも考えたが、
アホらしいから、ゴミ箱に捨ててしまうことにする。