■ 鳥取

aquio2007-03-17

午前七時起床。
神戸から岡山県のM市を経由し、
鳥取県のH町に向かう。
強風に煽られながら国道9号線を西に向かう。
今日は日本海の波も荒い。
現場での作業は一時間ほどで終わるが、
明日はこの施設のオープニングの日。
その祝いの席に出席しなければならない。
今日は倉吉駅前のホテルに部屋をとった。
一風呂浴びた後、
暮れ泥む倉吉の飲み屋街を徘徊する。
小体な鮨屋の暖簾をくぐり、刺身と鮨と酒を注文。
かんぱち、甘エビ、ひらめ、鯖、赤貝、海胆・・・・。
どれもこれもが実に美味い。
あれだけ食べて五千五百円は実に安い。
勘定を間違ったのではなかろうか・・・。
鮨屋では日本酒を二合ほど飲んだ。
しかし、まだ少し飲み足りない。
町を彷徨ううち、ジャズが漏れ聴こえるバーを見つけ、
重い扉を押して中に入る。
「鄙には稀な」、そんな形容詞がピタリと当てはまるようなバーであった。
カウンターで飲んでいる客達も、なかなかにお行儀がよろしい。
聞けば、このバーのママさんは神戸の出身でいらっしゃるらしい。
どことなく垢抜けているのも、そのせいかと合点がいく。
明日は七時に起きなくてはならない。
まだ少し飲み足りなかったが、
明日のことを考え、早々とバーを後にする。