■ 自転車

aquio2007-03-29

「軽量であること」
「タイヤは細いこと」
「十五段ほどの変速ギアがついていること」
「ハンドルはブル・ホーン・タイプであること」
そのような条件に合う自転車を探していたところ、
サイクル・ショップから、
「ご希望に沿った自転車が見つかりました」、
という連絡を受ける。
ブリジストンの「abios tourer/アビオス・ツアラー」
一目で気に入ってしまった。
自転車に乗るのは十八年ぶりのこと。
乗り始めたのは一ヶ月ほど前からだが、気持ちに脚が追いつかない。
颯爽と風を切って走っているつもりなのだが、
見かけた方の証言によると、
実際の姿はヨタヨタ・ヒョロヒョロであるらしい。
情けないったらありゃしない、のである。
その昔、私は長野県の白馬村に住んでいたことがある。
あの頃はよくサイクリングに出かけたものだった。
息子たちにもマウンテン・バイクを買い与え、
姫川沿いの道を皆でよく走ったものだった。
脚に衰えを感じる。
それが、自転車を購入するきっかけであったのだが、
十八年のブランクは、実に大きかった・・・。
十キロほど走っただけで、息が切れる。
坂道の多い町であるからとはいえ、実に情けない。
毎日、走行距離を少しずつ延ばすことに挑戦しているのだが・・・。
いつかは神戸の街を颯爽と風を切って走りたい。
そんな希望を持っている・・・。