■ 結婚式

aquio2007-05-12

明日はK君とMさんの結婚式。
結婚式は午前十時半から、
披露宴は正午から開かれる。
場所は千葉県木更津市のTホテル。
K君は千葉県富津市の出身。
Mさんは長崎県長崎市の出身。
二人は岡山の職場で出会った。
そもそも、Mさんの面接を行ったのは、
私とK君の二人だった。
Mさんは佐賀の大学で立体造形を学んできていた。
「私は大学でこのようなことを学んできました」
「これが私の作品です」、と
Mさんは自分のプロフィールを一冊の冊子にまとめて持ってきていた。
完璧な出来栄えの冊子であった。
そのアプローチの仕方が大いに気に入り、
その場で私は彼女の入社を決定したのだが、
思えば、K君はその時からMさんに想いを寄せていたのかもしれない。
ひょっとしたら、私の横で舌なめずりをしていたのかもしれない。
明日はそのあたりをきちっと確認しておこう。
披露宴ではスピーチを頼まれていたのだが、
今朝確認をとったところ、
どうやら主賓としての挨拶をしなければならない、らしい・・・。
私が知っている範囲だけでも、K君には数名のガール・フレンドがいた。
主賓のスピーチとあれば、そのことを暴露するワケにもいかない。
スピーチの内容を変更しなければ・・・。
クリーニングに出していた黒のスーツを引き取りに出かける。
白のボタン・ダウンのシャツの糊もバッチリ効いている。
黒靴も磨いた。
この靴を履いて出かけることにしよう。
この靴にコットン・スラックスは似合わない。
グレンチェックのスラックスを穿いていくことにしよう。