■ 居眠り

aquio2007-08-30

N歯科医院で治療を受けている最中、
口を大きく開けられたまま、居眠りをしてしまった。
N先生の治療は絶妙であるから、
安心して任していられる。
で、ついつい気が緩んでしまった・・・。
吸引器で唾液を吸われていなければ、
きっとヨダレを垂らしていた、と思う。
随分と間抜けな顔をしていたのではないだろうか。
美人の看護婦さんに阿呆面を見られてしまった。
そろそろ夏の疲れが出てきたようであるな。
治療を終え、湊川神社の駐車場に向かう途中、
お洒落なパン屋を見つける。
看板には「PANETTERIA/Pasto」、と書かれていた。
道路には小さなテーブルが置いてあり、
店内には飲み物のメニューが貼ってある。
「PANETTERIA」とは、
カフェテリアのあるパン屋、というような意味なのだろうか・・・。
店内では四人の若いお嬢さんたちが忙しく立ち働いていた。
二本のホットドッグとコーヒーを注文する。
パンにはしっかりとした歯応えがあり、なかなかに美味い。
ズシリとお腹にこたえるほどのボリュームがある。
また機会があれば立ち寄ることにしよう。
午後二時、N歯科医院から職場に帰る。
午後五時、気がついたら、
パソコンのキー・ボードの上に指を置いたまま、居眠りをしてしまっていた・・・。
ヨダレが垂れてきそうな気配に、ハッと気がついたのだが、
あのままヨダレが落ちていたとしたら、
責任者としての面目が丸つぶれになるところであった。
実に危なかった・・・・。
母に言わせると、私は驚くほどの量のヨダレを垂らす赤ちゃんであったらしい。
昨年の十二月、私はめでたく還暦を迎えた。
暦が廻り、年齢がゼロ歳にリセットされた。
今年の十二月には一歳の誕生日を迎える。
ヨダレかけが似合う歳になった、と言える・・・。