■ 風邪

aquio2007-12-12

とうとう風邪をひいてしもうた。
留守中に溜まった仕事を片付けていたため、
昨日はまだ意識もしっかりしていたが、
今日はもういけない・・・。
鼻水も収まらなければ、咳も収まらない。
頭が朦朧としている。
湯たんぽを用意し、
毛布を二枚重ねた間に身体を滑り込ませても、
どうにも身体の震えが収まらない。
で、今日は休みをとることにしたのだが、
どうにも気になる仕事がある。
午後六時、職場に顔を出す。
よほどひどい顔つきをしていたのだろう、
職員たちが「大丈夫ですか?」、と気遣ってくれる。
デスクに向かったはいいのだが、どうにも眼に力が入らない。
ふと、朝から何一つ口に入れていなかったことに気付き、
さっさと仕事を片付け、
車を走らせて馴染みの食堂に出かける。
あまり食欲もないのだが、食べなければ風邪に負けてしまう。
で、思い切ってステーキ定食を食べることにした。
食堂のオバチャンが、
「あんた、いきなりステーキなんか食べて大丈夫なんかいな?」、と気遣ってくれるので、
「まずは温かいスープでも頼むわ!」、とコーン・スープも注文する。
スープを飲むうち、少しずつ身体が温まってくる。
ステーキと味噌汁、丼いっぱいのご飯と香の物、そしてサラダ。
ちょっと苦しかったが、すべてを食べきってしまう。
もともと、冷えたご飯を食べても身体が熱くなり、汗が出る体質なのだが、
空腹のところに一気に肉や野菜などを入れたものだから、
身体がカッカと熱くなってくる。
ぼやけていた眼の焦点も、こころなしか合ってくる。
で、サッサと車を走らせてアパートに帰り、
日本酒を一合ほど飲み、サッサと布団の中に潜り込む。
確か、前の日記にも書いた憶えがあるが、
祖母から「風邪の神様は食いしん坊」、と教えられたことがある。
いっぱいご飯を食べれば、神様は満足して退散してくれるはず・・・。
ま、明日には全快していることだろう・・・。