■ mixi

aquio2007-12-15

私のことが「mixi」で取沙汰されている、
という話をSさんから聞かされる。
よくよく話を聞いてみると、
どうやら「mixi」には、
岡山と神戸、この二つの職場を去っていった
旧・職員たちの「場」のようなものがあるらしい。
mixi」には誘われて参加したものの、
私にとって、
mixi」は様々な情報の収集場所でしかなく、
日記は、ただの一度も書いたことがない・・・。
で、キー・ワードを幾つか設定し、
あれやこれやと検索していくうち、
「Sちゃんさん」という女の子の日記に突き当たる。
プロフィールには、
「カナダ在住」「名前=SO」と記載されていた。
家具職人のK君と結婚し、
ご亭主の首に縄をつけてカナダに移住していった、
あの「Sちゃん」ではないか!
いや、実に懐かしい。
あれは何年前のことだったろうか・・・。
「Sちゃん」が事務所の中でシクシクと泣いていたことがあった。
で、その理由を問いただすと、
「あのお婆さんが可哀相でならない」、と言う。
その老婆の娘夫婦と孫たちはサッサと入館していったのだが、
「入館料がもったいない!」
「あんたは見ても解らないから外で待ってなさい!」、と娘に告げられ、
老婆はトボトボと炎天下の駐車場に歩いていった、のだという。
カッとなった私は、慌ててその老婆の後を追いかけ、
「涼しい所でお待ちになってはいかがですか」、と声をかけたことを、
今もハッキリと憶えている。
情けをかけられたと察したのだろう、
老婆の答えは、「冷房の効いた所が好きじゃないものですから」、というものだった。
恥辱にまみれた老婆の顔は、今も忘れることができない・・・。
「変な女の子」、それが私の「Sちゃん」に対する評価だったのだが、
その事件以来、
「感性が豊かで優しい女の子」、と彼女に対する私の評価は一変してしまった。
日記を拝見する限りでは、
「Sちゃん」も、ご亭主のK君も元気で活躍されていらっしゃるご様子。
何より、である。