■ 金さん・張さん

aquio2007-12-20

韓国から金さんと張さんがいらっしゃる。
お二人には、
昨年の十一月頃に韓国の水原でお会いして以来であるから、
約一年ぶりの再会、ということになる。
「お久しぶりですね」、と言うと、
「来たくても来れなかった・・・」、というお答え。
訊けば、
金さんは半年間ほど病に臥していらっしゃったらしい。
甲状腺に不具合が見つかったのだという。
私もそうだが、
年寄りの病気自慢は、話し出すと止まらない・・・。
私の怪しい英語と、金さんの怪しい英語。
そして張さんの怪しい日本語で病気自慢が始まる。
それでなんとか意味が通じてしまうのだから、不思議。
今回の来日は、
新しいプロジェクトのための市場調査、ということであった。
で、私にも力を貸せ、というお話・・・。
長い付き合いでもあるし、気心も知れた仲でもあるから、
「私に出来ることであれば喜んで」、とお答えする。
今夜はお二人と夕食をご一緒するつもりでいたのだが、
一昨夜からの咳がまだ止んでくれない。
残念ではあるが、近くの料亭にお二人だけの席を予約する。
お二人から韓国海苔を山ほどお土産に頂戴する。
韓国海苔が大好物であることを伝えると、
「去年の十一月、君は海苔を美味しそうに食べていたから」、と仰ってくださる。
私の表情から、私の嗜好を敏感に感じ取ってくださっていたのだ。
実にありがたいことである・・・。
今夜はこの海苔で握り飯を作ってみることにしよう。
今夜は有馬温泉に泊まられ、明日は東京に移動されるらしい。
このプロジェクトが実現すれば、
韓国に旅行できるチャンスが生まれるかもしれない。