■ 空き缶とフィルム・ケース
パイプ煙草の空き缶、ケーキの空き缶、
キャンディの空き缶、靴クリームの空き缶・・・。
私はいろいろな種類の空き缶を集めているが、
愛らしい花柄の空き缶などはサッサと処分することにしている。
空き缶なら何でもいい、というワケではない。
「シンプル、且つ、美しいデザイン」、
という条件を満たした空き缶だけを集めているのだが、
あれだね、空き缶ほど重宝するものはないね。
画像はドイツの練り香メーカーである「HUSS」社の缶。
二十個ほどの円錐形の黒い練り香が入ってた。
これなどは、
携帯電話のアダプターを入れて持ち歩くのにピタリのサイズなのであるね。
パイプ煙草「STANWELL」の空き缶などは、
パソコンのラン・ケーブルとSDカード、
そしてカード・リーダーを入れて持ち歩くのに適している。
ミントのタブレットが入っていた「HINT MINT」の空き缶は、
パイプに使う紙フィルターと小型の鋏を入れて持ち歩くのに適している。
黒いフレームの老眼鏡は白い色の缶に、
茶のフレームの老眼鏡は黄の色の缶に、と決めておけば、
出かける時にも迷うことがない。
ドイツのチョコレート・メーカー「Leysieffer」の空き缶などは、
測ったように、パソコンのアダプターのサイズに合うのだ。
過日、木工仲間のOさんから山ほどのフィルム・ケースを頂戴することがあった。
このフィルム・ケースも重宝この上ない。
木工に使う小さなパーツ類を予め分類しておけば、
制作の現場でパーツを探し回るという時間が短縮されるし、
旅に出る時にはピル・ケースとしても使える。
相変わらず移動の多い日々を過ごしているが、
旅行鞄の中にこれらの空き缶やフィルム・ケースをポイポイ放り込むだけで、
私の旅の仕度は終わってしまう。
今日は今から兵庫県の山奥に出かけなければならない。
コンピューターも鞄に入れた。
様々な道具の入った空き缶も鞄に放り込んだ。
もう忘れ物はないはず。
帰りは二十九日の朝になる予定。